あなたは「伝説のお母さん」という漫画をご存知でしょうか。
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RPGの世界観で子育ての大変さを見事に描いたこの作品、WEBから人気に火がつき書籍化、そしてこの度なんとNHKで実写化されることになったそうです!!
しかも主演は元AKBのあっちゃん!
【放送予定】
2020年2月1日(土)スタート[全8回]
総合 毎週土曜 よる11時30分から11時59分
【原作】
かねもと「伝説のお母さん」
【主演】
前田敦子
え?まだ伝説のお母さんを読んだことないですって?しょうがないなー。
今日はそんなあなたのために、「伝説のお母さん」の魅力をご紹介します!!
- 主人公は伝説の魔法使いわず、お母さんなう!
- RPG要素の「子育て変換」が面白くも共感の嵐!
- 超名言!「育児より魔王倒すほうが楽ですよ」
- それぞれの戦いを経て、家族というパーティーになる
- そして伝説のお母さんへ
主人公は伝説の魔法使いわず、お母さんなう!
(いっぱいかあさんより)
物語の舞台はどこかのRPG的な世界、主人公はかつて魔王を封印した勇者のパーティーに所属していた魔法使いです。
今回、「魔王が復活した」ということで解散したパーティーのメンバーたちに王様から招集がかかるのですが、かつての凄腕魔法使いも、いまや子育て真っ盛りのお母さん。
「保育所が空いていないから無理ですっ!」と半ばキレ気味に返答をするところから物語が始まります。
ちなみに舞台こそRPGではあるんですが、設定としては現代と共通するところがかなり多いので、RPGに疎い方でも楽しく読むことが出来ますよ!
RPG要素の「子育て変換」が面白くも共感の嵐!
(いっぱいかあさんより)
「伝説のお母さん」は基本的にギャグ要素が強いマンガですが、その魅力の一つはRPG要素の「子育て変換」です。
そもそも魔王討伐の旅に赤子連れという設定もどうかと思うのですが、赤子連れがゆえにこんな描写が随所に散りばめられています。
回復薬や装備は必要最小限なのに、子供関連のアイテムで結局パンパンの荷物
旅が始まった時点からHP/MPが激減(育児疲れ)
宿に宿泊しても、回復するどころか(子どもの夜泣きで)HPがむしろ減ってる
戦闘中に子供がぐずり始めて、基本コマンドが以下のようにすべて書き変わってしまう
「たたかう/まほう/ぼうぎょ/にげる」
↓
「あやす/おっぱい/おもちゃ/ねかせる」(※「にげる」がないのがポイント)
これらの描写はRPGの体をとってはいるものの、お母さんのリアルな子育て活動そのものだったりします。
「仕事と育児の両立」がかなり厳しいことを端的に表している描写でもあり、お母さん読者の共感ポイントは高いのではないかと思いますね。
超名言!「育児より魔王倒すほうが楽ですよ」
(いっぱいかあさんより)
結局「子連れで冒険の旅は無理だわ」と一旦は旅を諦めたお母さんですが、ある日キャリアウーマンになった後輩が訪ねてきたことで、「かつての冒険の旅」への憧れが燃え上がってしまいます。
時を同じくして国王の策略で旦那さんが仕事を失ったこともあり(ひでぇ話)、「家計を支えるために魔王討伐に参加する」という大義名分が出来たお母さんは、再び冒険の旅に出る決意をします。
…が、留守中の育児を旦那さんに仕込むのに悪戦苦闘。自分なら簡単に出来ることも、旦那さんだと出来ない、伝わらない…。
思わず国王の使者に漏らした「育児より魔王倒すほうが楽ですよ」は、このマンガの一番のテーマではないかと思います。
パパには耳が痛いところですが…
それぞれの戦いを経て、家族というパーティーになる
(いっぱいかあさんより)
そんなこんなで魔王との戦いも終結し、急いで家に帰ってきたお母さん。
「わが子は無事だろうか」と扉を開いて目にしたのは、(やや不器用ながらも)子供を護り抜いたお父さんの姿でした。
そう、お父さんも「育児をやらざるを得ない」という状況の中で、レベルアップを果たすことが出来たのです!
「夫が仲間になった!」のテロップが流れ、お父さんとお母さんはようやく「家族」というパーティーになることが出来ました。
そして、これからが本当の冒険の旅の始まりなのです。
そして伝説のお母さんへ
私の職場でも、肩身の狭い思いをして働いているお母さんは残念ながらおられます。
お子様の発熱等、止むを得ない理由で戦線離脱せざるを得ないことに、大変な引け目を感じているんですよね。
「気にしないでいいですよ」といくらいっても、ご本人達はなかなか割り切れないのが実情です。
だからこそ、多くの働くお母さんに「伝説のお母さん」を手にとってもらって、「あぁ、みんな同じ葛藤があるんだ・・・」ということを知って欲しい。
そして、全てのお母さんは、みんな伝説のお母さんなんだということにも気づいて欲しいと思います。
もちろんパパにもオススメですし、「WEBを通じてマンガを描きたい」というクリエイターさんにはお手本のような本だと思います。
是非手にとって読んでいただければ幸い。
さらに、ドラマ放送に先駆け「伝説のお母さん」の続編が11月8日からダ・ヴィンチニュースにてスタートするとか!
こちらも要チェックですよ!
以上ですたい!
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