見てくれはいいけれども、実際に使ってみると数年でヘタってしまう家具ってあります。
そういう家具に限ってそこそこいいお値段するんですよね。
私の家には2つソファがあります。
1つは、某有名北欧風インテリアSHOP製。
総レザー張りですが、中身がヘタってしまっていまは物置に眠っています。
そしてもう1つが「カリモク60」のロビーチェア。
こちらは10年選手になろうというのにバリバリ現役!!
・・・このソファ、マジで世界に誇れるプロダクトではないかと思うのです。
クセがあるようで意外と馴染むロビーチェア
これが我が家のロビーチェアです。
校長室にありそうな、偉そうな椅子ですよね。
かなりアクが強そうなのですが、部屋に置いてみると意外とそうでもなかったりします。
ちなみにオットマンもありますが、子供が生まれてからはなかなか足を伸ばしてすわる機会は減りました(リビングのスペース上の問題です)。
足をドカンと伸ばして座って、映画とか見ると本当に最高です。
10年酷使してもまったくへたらない剛健さ
このロビーチェアですが、10年使い続けていますがかなりコンディションはいいです。
さすがにそれなりに使っている感はあるかと思いますが、クッションはまったくヘタれていません。
また、レザーの部分も状態がいいです。
じつはカリモク60は本革ではなく合皮なんです。
最初は「えー、合皮か・・・なんか安っぽいな」と思っていたのですが、合皮だとメンテナンスがほとんどいらないんですよね。
合皮というのは実は優れた素材で、ミッドセンチュリーの雄であるイームズもこよなく愛した素材です。
しかも、カリモク60のレザーは一見合皮とは思えないぐらいしっとりと質感がいいです。
たぶんあと10年は確実に使えると思いますね。
まったく飽きの来ない完成されたデザイン
カリモク60のロビーチェアはかなり主張のあるデザインです。
・・・ですが、まったく飽きが来ないんですよ。
10年経っても飽きずに、しかも座ると嬉しい椅子! ってすごくないですか?
私もいままでソファは何台か所有してきましたが、カリモク60は別格です。
もちろん飽きが来ない理由に、デザインだけではなく「包むこむような座り心地」もあります。
似たタイプで肘掛けが木製のものもあり、こちらもカッコいいのですが、ロビーチェアのほうが肘を置く面積が広いため、座ると落ち着きます。
ちなみにカリモク60は、腰に負担がこないように固めに作られてますので、店頭でちょっと座ると「あんまり座り心地よくないかも」と思うかも知れません。
座面の負荷を分散し身体への負担を軽減するため、カリモク60のロビーチェアは、自動車のシートに使われるモールドウレタンという堅牢な素材を、さらに硬めに調整して使用しています。
この座り心地こそ計算されつくしたものなのですが、所有して長く付き合ってみないとわからないものがありますね。
まとめ カリモク60のロビーチェアは間違いなく傑作椅子!
椅子というのはインテリアにおいてかなり重要なものです。
実用性がありながらも、インテリアのアクセントになるアイテムだからです。
カリモク60のロビーチェアは、レトロでありながらも映画に出てきそうな名作椅子のオーラを纏っている稀有な椅子です。
「欲しいな」と思ったら、是非前向きに検討することをオススメします。堅牢さは折り紙つきですよ。
買う時に「ちょっと自分の部屋には浮くかな?」と思うかも知れませんが、意外と馴染んでくれますし、なにより座り心地が非常によいので、買って後悔することはないかと思います。
最後にひとこと。
いいソファー、座る人に気力をチャージしてくれる「充電器」であり、「パワースポット」だと思っています。
カリモク60に限ったことではありませんが、家の中でかなりの時間を過ごすスペースであるからこそ、本当に自分が「好きだ」と思えるものを選んでくださいね!