薄底のベアフットシューズはとても魅力的なギアです。
なぜかって?
それは、履いて歩いたり走ったりするだけで、あなたの潜在能力を引き出してくれるからです!
「ランニングシューズ=厚底でクッション性が高いもの」というのは、実はスポーツウェア業界によって塗り固められたイメージです。
理想をいえば裸足がベスト。
しかし私たちが裸足で街を歩くには、怪我などのリスクが高すぎますよね。
そこでオススメするのが、薄底のスニーカーである「ベアフットシューズ」というわけです。
この記事ではベアフットシューズのスゴイ効果の他に、手頃な価格で買えるベアフットシューズもご紹介しています。
是非およみくださいね。
ベアフットシューズとは
ベアフットシューズのベアフットとは「裸足」という意味です。
クッション性が高いスニーカーを履いている人が初めて足を通すと、ダイレクトに伝わってくる地面の感覚に衝撃を覚えるかもしれません。
路面を裸足で走ったり歩くことはまずないので、「こんなにデコボコしているんだ」と感動すら覚えます。
ベアフットシューズが有名になるきっかけは「BORN TO RUN 走るために生まれた」という一冊の本でした。
この本は物語としてもかなり面白いので是非お読みいただきたいのですが、「最高級シューズは安いシューズよりも怪我する確率が高い」など、スポーツウェアメーカーの裏事情を暴露している本でもあります。
人は何千年もシューズなしですごしていた。シューズにいろいろと補正機能を加えようとすれば、過剰に足の機能を補うことになると思う。直す必要のないものまで直すことになる。裸足になって足を鍛えれば、アキレス腱や膝、足底筋膜などに問題が生じるリスクは減るだろう。
(引用:「BORN TO RUN 走るために生まれた」NHK出版)
なかなか衝撃的な内容です…!
私達は色々なメディアにより、スポーツシューズのテクノロジーの進化に胸を踊らせてきました。
憧れのスポーツ選手がイメージキャラクターとして身につけるシューズに憧れ、購買意欲を刺激されてきたのです。
しかしながら、不要な機能が付け足されていったシューズにより「人間の足の機能が退化した」ことこそが真実だと「BORN TO RUN 走るために生まれた」では訴えられています。
話が少々脱線しましたが、とにもかくにも「BORN TO RUN 走るために生まれた」を読んだ人達の間で、ベアフットランとシューズが大流行したというわけです。
ベアフットシューズで歩くと頭がよくなる?
ベアフットシューズを履いて歩いたり走ったりすることにより、人間の足の本来の機能が活性化してきます。
それだけでも十分魅力的ですが、さらに見逃せないのが「頭が良くなる(ワーキングメモリが強化される)」という事実です。
ワーキングメモリ・・・ 『作業記憶』とも呼ばれる脳の重要な機能のこと。IQよりもワーキングメモリのほうが社会的成功との相関があることがわかっている。
参考【保存版】IQより遥かに重要?!ワーキングメモリの働きと鍛え方とは - モエルライフ。
「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」という本にはこのように書かれています。
工夫を凝らした、底が分厚く曲がらない靴は、足からは固有受容性感覚を奪い、脳と神経回路からは数百万年にわたってわたしたちを指揮してきた情報収集力と情報処理能力を奪ったのだ。(引用:「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」NHK出版)
つまり私達は厚底の靴を履くことにより、脳と神経の回線が衰えてしまったという衝撃の内容です。
ベアフットランにより、ワーキングメモリの向上が確認された実験結果もあります。
ノースフロリダ大学が18歳から44歳までの被験者72人に対して行った研究によれば、裸足で走ることでワーキングメモリが16%も上昇したという驚くべき結果が出ているのです。
さらにこの研究結果で大変興味深いポイントは、「走った速度や心拍数と、ワーキングメモリ向上の相関は見られなかった」という点です。
走らずに歩くだけでもOKってことですね!
ベアフットシューズの選び方について
ここまで読んだあなたも、「ベアフットシューズが欲しい!」という気持ちになってきたのではないでしょうか。
しかし、ベアフットシューズも様々な形状・価格帯のものがありますので、何を買えばいいか迷うと思います。
例えば一番メジャーなのはビブラムというメーカーの「ファイブフィンガーズ」です。
ファイブフィンガーズはメンタリストのDaiGoさんも使っているようで、ニコ生で「これを履いて森を散歩しています」と言っていました。
つま先が指ごとに分かれており、見るからにユニークな形状のファイブフィンガーズですが、1万円後半から2万円台と結構いいお値段します。
もちろんいきなりファイブフィンガーズから入るのもアリですが、「ちょっと試してみたいな」というあなたには、3,000円代で買えるベアフットシューズがオススメです。
いろんなオススメベアフットシューズはこちらの記事にもまとめています!
初心者にオススメのベアフットシューズ「SAGUARO」
3,000~4,000円ぐらいの予算があれば、ベアフットシューズもいくつか選択肢がありますよ。
参考【2020】ベアフットシューズ最前線! コスパ&実力で厳選したオススメ6足! - モエルライフ。
「ズバリ、おすすめのベアフットシューズはどれ?」と聞かれたら、私はSAGUAROをおすすめします。
理由は、通気性の高さと履きやすさ、なにより薄いのに頑丈なソールという点です。
ファイブフィンガーズほどの一体感はないにせよ、普段履きしても違和感のないデザインも魅力的ですね。
靴紐を結ばないでよいので、スリッポン感覚で履けてとても楽ですよ。
とにかく履きやすいです。ジム用にも最適です!
私もベアフットシューズを複数所有していますが、履きやすさからSAGUAROを履く回数が多めです。
SAGUAROについては以下でも詳しく書いていますので、よかったらご覧くださいね。
参考【SAGUARO レビュー】ベアフットシューズ【3000円台】 - モエルライフ。
まとめ ベアフットシューズは履くだけで体と脳を鍛えるトレーニングギア!
私たちは、脳の力を高めたいがために、色々な本を読んだり、高価なサプリメントを摂取したりしています。
しかし、まさしく読んで字の通り「探しものは足元にあった」というわけです。
ベアフットシューズを履くだけで、あなたの歩行はすべて「体と脳を鍛えるトレーニング」になります。
特段な苦労も必要なく、自分本来の力を高めることができるなんて、素晴らしいと思いませんか?
さらにこんなに魅力的なベアフットシューズが、3,000円台で手に入るというのも嬉しいですね。
「自分を買えたい」というあなたは、是非足元から投資してみることをオススメします!