今回ご紹介するのは、2019年2月18日に発売されてたてのホヤホヤ(死後)、ウルトラ怪獣名鑑「新たなる挑戦編」です。
このシリーズ、ミニチュアながらも非常に出来がよく、ウルトラ怪獣好きにはたまらないフィギュアなんですよね。
時代は4Kなのに、白黒で来るとは。BANDAIの攻めの姿勢を感じるな!
2007年以来、実に12年ぶりの「ウルトラ怪獣名鑑」!
前作がリリースされたのが2007年でしたので、実に12年ぶりの新作となります。
しかも平成の終わりに「ウルトラQ」の怪獣というラインナップは、まさに新たなる挑戦というタイトルに相応しい。
今回のタイトルは以下の5つ以下の通り。
「SOS富士山」 岩石怪獣ゴルゴス
「地底超特急西へ」 人工生命M1号
「ガラダマ」 隕石怪獣ガラモン
「ガラモンの逆襲」 宇宙怪人セミ人間
「2020年の挑戦」 誘拐怪人ケムール人
うはぁー・・・ウルトラQ好きの私には垂涎のラインナップ。
今にも動き出しそうな名シーンの立体化だ!
価格の高さから「手を出すまい」と決めていたのに・・・
個人的には買わない理由はないのですが、家庭持ちの身分で一個1000円近い食玩を買うのはなかなか勇気が必要です。
5種類コンプリートするのに5,000円近くになるんだよ?・・・シビれるぜ
そう思って、発売直後もなかなか食指が動きませんでしたが、現物見てしまったらダメっすね。
いきつけのオモチャ屋の食玩コーナーで発見してしまい、気がついたらM1号とガラモンを抜いてレジに立っていたという体たらく。
わたしはかもめ・・・ならぬカモでした(ウルトラQファンならおなじみ、M1号のセリフですね)。
でもさすがBANDAIさん。
開封をして現物を見たら、やっぱりお高いだけのクオリティはありましたよ。
というわけで、開封後のレビューいってみよう!
「地底超特急西へ」人工生命M1号
まずはM1号から開封!
このシリーズは中身の怪獣がパッケージに印刷されてあるので選びやすいですね。
開封すると、こんな感じで包装してあります。
コンバージ系を買っている方にはお馴染みですね。
厚紙に挟んであるのは、M1号の背景の機械のパーツ(パイプ?)です。
ちょっと拡大してみました。
M1号といえば、頭を抱えるこのポーズですよね。
スーツの質感がわかるような精密な造形に、かなり丁寧に濃淡がつけられてます。
これ、逆にカラーよりも難易度の高い表現なのかもしれないなぁと思いました。
背景と組み上げるとこんな感じです。
背景の機械が微妙なベージュ色で◎
ちょっと土台にハマりにくいので、無理してパイプ部分が折れないように注意が必要ですね。
斜めのカット。
箱に印刷されているM1号との比較。
ほぼ同じ大きさです。
いやあ、小さいですが、非常に精巧な出来。
コンバージでいうと塗装はSPクラスではないかなと思います。
名シーンを、テレビでは見れない角度から見るのはなかなか楽しいですね。
見れば見るほど引き込まれていく傑作フィギュアです。
隕石怪獣ガラモン
お次はガラモンです。
箱の時点ですんごいこっちを見てます。
開封直後。
左から「台座」「ガラダマ」「ガラモン」の3ピース構成です。
ガラモンはガラダマから生まれたんだ。ロボットだけど。
生まれたてのガラモン。
見てくださいよこの情報量。
ヒレが1つ1つ丁寧に造形されており、大変素晴らしいです。
小さいサイズのガラモンって割とヒレの部分って「モコモコ」で表現されがちなんですけど、しっかり作られており非常に見応えがありますね。
台座にガラダマをセットし、ガラモン本体を取り付けたところ。
足の部分の凹凸が若干わかりにくいので少し注意が必要です。
軽くあたりをつけてえいやっと押し込みましょう。
横から。
ガラモンはウルトラQの中でも特に人気怪獣だけあって、作り込みが尋常ではありません。
ガラダマの部分も細部まで彫り込まれており、完璧な出来ばえ。
じっと見ていると「中に人がはいってんじゃないだろうか」と錯覚するような出来のフィギュアでした。
迷ったらとりあえずガラモンだけ買ってみてもいいと思うよ!
結論:やっぱり全種類集めたくなる!
ウルトラ怪獣名鑑って後になって高騰することが多いんですよね。
「あの時買っておけばよかったなぁ」と後悔することもしばしばありますが、今回のそのパターンになりそう。
全種類はとてもじゃないけど買う勇気がないわー・・・と思って、特に好きな怪獣二体だけを買ったのですが、見れば見るほど超絶造形に心を奪われてしまいます。
残りの3種もマストで揃えないとな・・・二匹も寂しいだろうし・・・
本シリーズが気になるという方は、単品で揃えるよりも一気に全種まとめ買いしたほうがいいですよ。
1つ買ったら最後、遅かれ早かれ全種類揃えることになりますので・・・。
以上、M1号とガラモンのレビューでした!