今、密かにザワザワしつある「断捨離考案者が断捨離動画を削除させた問題」。
気になる人は「#断捨離を断捨離」をチェック!
盟友ていないさんが、またもや気になる記事を。
なんと、断捨離の考案者は、やましたひでこさんじゃないですと?!
断捨離の語源は沖ヨガ!
ていないさんの記事によると、断捨離という言葉を考案したのは沖ヨガの創始者、(故)沖正弘さんだとか。
確かにやましたひでこさんは「断捨離はヨガから着想を得た」という記述をされているようですね。
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
この文章をそのまま受け取ると、以下の通りです。
「断行・捨行・離行」というヨガの行法哲学がもともとある
これを「片付け」にあてこみ、メソッド化し、商標登録した
「断捨離」という言葉は、やましたひでこさんが考案したともとれるし、そうでないともとれる曖昧な書き方じゃね・・・?
「断捨離」の出自を追え!!
いずれにせよ、今問題になっているのは「断捨離」という言葉の出自です。
これは調べないといけません。
・・・いつか、こんな日が来ると思っとったよ。
「ヨガの喜び」、俺もってたんだ~!
「断捨離」のルーツをついに発見!
でもさぁ、ここに載ってたとして、そう簡単に見つかるわけ・・・
パラパラ・・・(←ページをめくる音)
パラパラ・・・
?!
(あっさり)みつけたーーーー!!!(245ページ)
厳密には句読点入っているけど、「断捨離」で一致!
この本は1989年に初版が発行されています。
一方、断捨離の登録は2004年ですので、少なくとも「沖正弘」さんのほうが先に使っている言葉であることが判明しました。
これで「着想を得た」が通るなら、すべてのパクリが許されるのでは・・・?
断捨離のオリジナルの意味のほうが100倍深かった
さて、「断捨離」オリジナルの出典がわかったところで、気になるはその意味ですよね。
(中略)
そんなときのために、自分を改造する方法がある。「断、捨、離」という方法だ。
悪い習慣がついていたら、まずそれを完全にしないように断ってしまい(断)、
手の届かないところへ捨て(捨)、ようやく自分をかけ離れたものにする(離)
(「ヨガの喜び/沖正弘」より引用)
ふ、深い・・・!
うん、単なる整頓術とかそんなレベルの哲学ではない。
これを「掃除」というフレームに押し込み、さっさと商標登録をし、この言葉を利用した人間に「法」で怯えさせている「断捨離」を、天国の沖さんはどう思っているのでしょうか。
やましたさん、「ちょっとやりすぎました。みんな、この言葉を愛してくれてありがとう」ってスタンスは無理なの?
この問題、根が深そうです。
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