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【胸アツ】コロコロ創刊伝説と「のむらしんぼ」再生伝説!

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子どもの頃、私はとても病弱でした。


小学3年生になって扁桃腺を切るまで、
学校にもほとんどいけてません・・・


当時はインターネットもスマホもない時代。

布団の中でほとんど過ごす中で、日中の娯楽といえば2つしかありませんでした。


一つはNHK教育TV


「ワンツー・どん!」とか「それいけノンタック!」世代です!


そしてもう一つは「コロコロコミック」という雑誌だったのです。


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コロコロコミックの思い出

コロコロコミックといえば、なんといっても分厚い冊子とドラえもんの表紙です。

私がコロコロコミックを読みはじめていた頃は、まさに黄金期を迎える直前でした。


やがて、のむらしんぼの「つるピカハゲ丸」や小林よしのりの「おぼっちゃまくん」の連載がはじまり、
さらに高橋名人やビックリマン、ミニ四駆によるシナジーで、コロコロは子どもたちに熱狂的に読まれる雑誌に成長していきます。


病弱な私にとって、分厚いコロコロはまさにバイブルのようなもの。

布団の中で何度も何度もよみ返し、空想の世界に翼を広げていました。


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さよなら、コロコロコミック

しかし、あんなに楽しみで仕方なかったコロコロコミックも、やがて卒業する時がきます。


「週間少年ジャンプ」への移行です。


あんなに楽しみで仕方なかったコロコロではありますが、2冊も読むわけにもいきません。

なにより、当時から人気絶頂だったドラゴンボールの圧倒的な世界感に、私も私の周りも子供たちも夢中になっていきました。


棚にぎっしり並んでいたコロコロコミックの背表紙も、ジャンプに塗り替わっていくことになります。


コロコロコミック執筆陣のその後

そして、時は流れ。

本屋で、見慣れたタッチの本が目に止まりました。


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小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」です!


もうすっかり「あの人は今」となっていたコロコロの漫画家が、言論界に殴り込みをかけている!

しかも、破壊的ギャグセンスのよしりんが・・・!!


夢中になって読みました(戦争論ぐらいまで)。


そして思ったのです。


他の・・・漫画家は・・・?
ハゲ丸の作者、のむらしんぼは生きてるの・・・?


消えていった漫画家たち

今ほどではないにせよ、当時でもネットでは色んな情報を調べることができました。


気になって当時のコロコロの作者を調べたところ、同人活動でほそぼそとやっている人がいればいいほうで、
あとは漫画家をやめたか、足取りがつかめない人も少なくありませんでした。


当時、コロコロの中でおぼっちゃまくんと人気を二分していた、つるピカハゲ丸の作者、のむらしんぼ先生はというと・・・


ハゲ丸で数億円の印税は入るも、豪遊がたたって借金を抱え、一家離散


・・・

途中でJUMPに移行してしまった罪悪感、とまではいいませんが、
病床の自分に夢を与えてくれた漫画家さんが悲惨な境遇になっていたことに、
どこか胸が痛みました・・・


そして時は流れ また巡り合う

それから歳月がたち、私にも子供ができました。

私と違って、病弱じゃない子でよかった!


子供がいることで子供向けの雑誌コーナーにもよくいくわけですが、
今でも刊行されているコロコロを見かけるたび、どこか戦友を見るような嬉しいきもちになります。


そんなある日、コロコロの近くに、コロコロによくにた雑誌を見つけました。


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コロコロ・・・アニキ?



コロコロアニキは、どうも「コロコロで育った世代向けの青年誌」をコンセプトに創刊された雑誌のようです。


いくらビジュアルが似てるといえども、コロコロの近くに置いたらアカンよね(笑)


再生伝説

ネーミングからして色物感が拭えない「コロコロアニキ」ですが、世代にとっては堪らないものがあります。
試しに1冊買ってみて、震えました。



あの、はげ丸の作者、のむらしんぼ先生が


コロコロの創刊マンガを書いている。


そして・・・

中身がめちゃくちゃ熱い!!!


当時、布団の中で見ていたコロコロコミックが、鮮やかに思い出され、
胸が熱くなってきました。


そして、夢中で読み終えたあとに思いました。


これは、のむらしんぼ先生の
再生伝説や!!!!

と・・・!

これからの期待度MAXのコロコロ創刊伝説

そういうわけで、コロコロアニキも、のむらしんぼ先生の「コロコロ創刊伝説」も現在進行中なのです。

アニキじゃないほうのコロコロを読むには、ちょっとまだうちのチビは小さいので、
ここは私が応援しなければ!と思ってます。


むしろこっちのほうが戦友かもしれませんね!

みなさんも是非是非、お手にとって見てください!

想像以上に熱い展開に、コロコロど真ん中世代はシビれること間違いなしですよ!!!