革モノ好きの間ではおなじみの栃木レザー。
5年ほどエイジングした栃木レザーの私物を見て、改めて「いいものだなこれは・・・」と思っています。
一方で、「栃木レザー」ブランドが一人歩きをしてしまい、「栃木レザー」を使ってはいるものの、縫製品質が粗悪なものも出回っているようです。
困ったもんだね。
レザーの品質が素晴らしいだけに、残念だよね・・・。
もし、栃木レザーがどういうものか味わってみたいなら、「HUKURO」というメーカーの小物がオススメ。
デザイン・縫製ともに優れており、栃木レザーの魅力を十二分に引き出しているからです。
今日はそんなHUKUROの私物2点が、5年以上の時を経てどうエイジングしたかご紹介します!
- 栃木レザーのIDカードケース(IDホルダー)(HUKURO)
- 栃木レザーのiPhone ケース(HUKURO)
- こんなものまであるの?!ユニークなHUKUROの小物
- まとめ 栃木レザーのエイジングを楽しむならいい製品を
栃木レザーのIDカードケース(IDホルダー)(HUKURO)
まずご紹介するのは栃木レザーのIDカードケース(※ストラップ別売)です。
スーツ姿にペラッペラのビニール製IDカードケースがどうしても嫌で、思い切って購入した思い出の逸品。
ブランドはフクロウの刻印が愛らしくておしゃれなHUKUROです。
Before
私が買ったのIDケースの色はグリーンです。
モスグリーンといったほうが近いかと思いますが、栃木レザーではわりとよく見るカラーでもあります。
(ちなみにブラウンやオレンジなどの発色は、イル・ビゾンテにかなり近い雰囲気)
手触りはなんだか固くてパサパサしてて、「これがほんとに評判のレザーなの?」と感じたことを思い出します。
栃木レザーのIDカードケースAfter(5年後)
さきほどのIDカードの5年後が、この画像です。
5年の歳月を経て、なんとも言えない深い緑色に変化しているのが伝わりますでしょうか。
つづいて背面です。
硬かったレザーの表面もいまでは「とろり」と手に吸い付くような触り心地に変化しています。
ちなみに左右のふちにあるのは「ジョッター」とよばれるもので、メモ紙を挟むことができるのだとか(使ったことはありません)。
ここも濃淡がよく出ており、デザイン的にもいいアクセントになってますね。
手に触れることのほとんどない「カード収納部」は、新品のときとほぼ同じコンディション。エイジングによる濃淡の差がわかりやすいと思います。
縫製もレザーもまだまだ頑丈です!
栃木レザーのiPhone ケース(HUKURO)
続いてご紹介するのはiPhone ケース。こちらもブランドはHUKURO。
最新のデザインではありませんが、iPhone 6plus用のケースです。
栃木レザーのiPhone ケースBefore
当時の新品状態の画像がないので、現行モデルを引用しています。
色はブラウンなので画像とほぼ同じカラーです。
栃木レザーのiPhone ケースAfter(5年後)
iPhoneケースの5年後です。
濃いめのブラウンが、さらに濃くなっていることが終わりいただけると思います。
こちらは個人的に一番好きなポイント。HUKUROの刻印です。
スマホは毎日触るものなので、エイジングのスピードも早かったと思います。
つかいこむほどに手触りがよいので、スマホを持つのがまったく苦じゃありません。
正面です。
ホームボタンやカメラ周りの切り離しのところが、「すぐにへたってくるんじゃないのか?」と不安だったのですが、5年使った今も特に問題はありませんでした。
デジタル機器にレザーのビンテージ感がプラスされ、なんとも言えない愛着が湧く逸品です。
1点欠点をあげるとするならば、「おかげでiPhoneの機種変更がし辛い・・・」ということでしょうか。
こんなものまであるの?!ユニークなHUKUROの小物
HUKURO、エイジングした感じや刻印周りがぶっちゃけイルビゾンテに似てます(笑)
国産メーカーなので手に届きやすい点は嬉しいですよね。
また、HUKUROの魅力は様々なプロダクトにあります。
「えっ、こんなものまであるんだ!」と驚いてしまいますが、高い技術力の証明でもありますね。
是非ごらんください。
スマートキーケース
ありそうでなかなかない、スマートキーケースです。
高さ9.5cm、幅4cmまで格納可能で、透過パーツ越しにボタンを押して車を操作します。
車が好きな方へのプレゼントに最適ですね。
メプチンスイングヘラーケース
メプチンスイングヘラーとは吸入器の一種です。関係ない人にはまったく関係ないお薬ですが、喘息などの持病がある人にはかかせないお薬。
そんなメプチンスイングヘラーが、お洒落に格納されるのはなんとも嬉しいですね。
ミンティアケース
非常に中毒性の高いお菓子、ミンティア。
ミンティアのケースを作ろうとか普通思わないですよね・・・!
しかし、仕事の時にミンティアは欠かせないというミンティア・ジャンキーにはオススメのアイテム。
ケースが全面覆われるため、何の味かわかりにくいのが難点です(笑)
見えないポケティッシュケース
これも微妙に欲しくなるアイテム、ポケティッシュケースです。
ポケットティッシュって、金融などのチラシがはいってたりして微妙にダサいんですよね。
また、使いかけをかばんの中にいれていたら、ビニールが大破してしまうこともあります。
でも、これがあれば安心です。いつでもどこでも鼻をかめますね(笑)
まとめ 栃木レザーのエイジングを楽しむならいい製品を
レザー製品はエイジング、すなわち「育てる」楽しみが醍醐味です。
私も色々な革製品を見てきましたが、栃木レザーはコストと品質が高い水準でバランスがとれていると感じます。
しかし、せっかくのいい革でも、縫製やデザインが悪い商品だとエイジングどころではありません。
その点HUKUROは高い技術力で、栃木レザーの魅力を最大限発揮しているブランドだと思います。なんといっても5年以上ちゃんと持っていることが質の高さを証明していますしね。
ふくろうの刻印が可愛いので、ついついいろんな集めたくなってしまいます!
栃木レザーが気になっているあなた。まずはHUKUROの製品から手にとってみてはいかがでしょうか?