モエルライフ。

タフに時代を生き抜く為の「自分Hack」blog

「いいはこつくろう鎌倉幕府」を嫁が気に入らない理由

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車を運転中、レキシの「歴史ブランニューデイ」が流れた。

俺「この歌詞さ。”1190いいくれ迎える鎌倉幕府”って歌ってるけど、最新の学説だと、鎌倉幕府の成立って1185年らしいよ」

嫁「…ふーん(興味なさそう)」

俺「1185いい箱作ろう鎌倉幕府って覚えるらしい」

「…てか、1192のままでよくね?

「年号なんてまた変わるかもしんないじゃん」

嫁の予想外の反応に耳を疑った。

まさか1192年のままでステイ案とは。

新しい学説にともない変更するということを疑いもしなかったので、余計に驚いた。

嫁「だってさぁ。1185年になっても、また変わるかもしれないじゃんか」
 
俺「そりゃ、なにか重要な資料が出てきたら、また変わってもおかしくないね」
 
だしょ?また変わる可能性があるなら、もう1192のままでよくね?」

 
だしょ?と言われたあたりちょっとイラッときたが、嫁のいうことにも確かに一理ある。

たかが数年訂正するぐらいなら、握りつぶしちゃってもいいのではないか。

受験歴史の代償

ただ、妻の目線はあくまで「受験歴史」の目線だ。

「年号の暗記が嫌で、歴史が大嫌いだった」と豪語する妻にいわせれば「ほらみたことか。いままで一生懸命覚えてきた知識も、結局ニセ知識じゃんか」といいたいのだろう。

究極的には、過去のことは確かに「仮設」の域を超えることはない。
 
だが、たかが数年といえども、歴史上の大きな出来事の年号が変わると、関連する歴史的事実も再検証が必要になってくるかもしれないのだ。

妻がここまで年号をないがしろにするのは、意味をきちんと伝えずに年号と出来事を叩き込もうとした当時の教育のありかたのせいであろう。

歴史は苦手だけど戦国時代は好き

確かに私も歴史は大嫌いだった。

ただし戦国時代だけはやたら詳しかったりするので「歴史得意だったでしょ」とよく言われたりする。

俺が戦国時代に詳しいのは、完全に信長の野望の影響である。

信長の野望で戦国大名に詳しくなり、そしてその武将にも興味をもち、ニッチな知識がどんどん身についていっただけなのだ。

たとえ戦国時代でも、年号を沢山覚えさせられたりしたらやはり嫌いになっていたかもしれない。

無機質な「暗記モノ」という点さえ除外すれば、歴史は実に面白い科目なのである。

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入試ですら実は年号の暗記は必要ない

しかし、私も歴史はある程度勉強した。

大学受験の時の志望学部が文系だったので、日本史はマストだったのだ。

で、歴史嫌いの私がどうやって勉強をしたのかというと、「マンガを読みまくって流れを掴んだ」だけである。

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小学館の日本の歴史をひたすら読みまくって、流れをつかんだ。

その勉強法が功を奏して・・・かは知らないが、志望校には一発で通った(もちろん試験科目には国語や英語もあるのだけど)

年号なんていちいち覚えなかったし、試験問題に出た記憶もない。

「歴史を学ぶのに年号暗記は重要ではない」という、一見暴論ともいえる嫁の考えは、私の受験体験上からも案外的を得ている気がする。

歴史は「暗記」の学問ではなく「過ち」を学ぶものだ

そもそも何のために歴史を学ぶのだろう。

目的はいくつかあろうが、もっとも重要なのは私達が過去の人間と同じ過ちを繰り返さないためである。

年号と出来事の組み合わせをただ暗記しても、本質的には何の役にもたたない。

そんなことを知ってかどうかは知らないが、「脱・年号暗記」の歴史関係の書籍を見かけるようになったのは嬉しい限りだ。

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「年号を覚えるのが苦手で、歴史が大嫌いだった」という人ほど、こういった本を読んでみるといいのではないかと思う(余談だけど世界史版は最高に面白かった)

最後に。

俺はやっぱり「1185いい箱作ろう鎌倉幕府」よりも「1192いいくに作ろう鎌倉幕府」のほうが好きだ。

なぜなら、1192のほうが「これから新しい時代を創ろう」と情熱にたぎる源頼朝の姿がなんだか目に浮かぶからである。

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