実は私、鼻の持病があります。
あんまりかっこいい持病でもないんで(というか持病にかっこいいも何もないんだが)いいたくないのですが、「後鼻漏」といいます。
ばかやろう!
それはハシビロコウだぜ
ハシビロコウじゃなくてコウビロウです。大分違いますね。
後鼻漏がどういうものかというと、ちょっと汚い話ですが、アレルギー的なスイッチ入ると鼻水が喉の奥に垂れてくるんです。
そうなると、まぁ、軽く窒息気味ですよね。
一時期、地元で有名な耳鼻咽喉科に通っていたのですが、まるで治らず…。
「もう治らないんだ。俺は一生ハシビロ…コウビロウとして生きていくしかないのか…」と途方に暮れてた私に、ある日一筋の希望の光が!
それは「鼻うがい」です!
スゴすぎる!鼻うがいの効能!
もともと鼻うがいについては興味がありましたが、「鼻詰まりに効くんでしょ」的な認識しかありませんでした。
でも、なにやらいろんな効能が期待できそうなんですよ。
ざっとあげると・・・
肩こり・首のこり
喉のイガイガやヒリヒリ
後鼻漏
鼻詰まり・鼻声
目のかすみ
胃の不快感
便通
焦りや憂鬱、怒りっぽさ
…けっこう鼻に関係ない効能が多い…!
私的には後鼻漏だけ治れば十分なんですけどね。様々な付録がついてくる感じで、ますますやらない理由がなくなってきました。
鼻うがいが効く理由は上咽頭の炎症を抑えるから!
なぜ鼻うがいがこんなに効くのでしょう。
鼻の奥を洗浄するから?まさにそうなんです。
鼻の穴から伸びている2つの穴は鼻の奥で1つに繋がるのですが、そこは「上咽頭」と呼ばれています。
現代人は、ここが炎症になりやすい人が多いそうなんですね。
で、鼻から水で洗浄することで、雑菌が洗い流されて炎症が収まるという単純明快なメカニズムです。
鼻うがいに必要なもの
鼻うがいに必要なのは、「水」と「塩(重曹)」、そして「ボトル」です。
ボトルも、鼻うがい専用のものなんて必要ありません。100均でドレッシングボトルを買ってくればOKです。
▼先端を鼻に刺します。硬いので刺し方注意
あと、私なりに調べた「洗浄液」のレシピも参考までに乗せておきますね。
【洗浄液の作り方】
①煮沸させて冷ました水を500ミリ用意する。
②塩を一つまみ(小さじ一杯、約5g)投入。
③さらに重曹(食用)を半ツマミ(2.5g)投入。
④カクテルのように振れば完成!お好みの量をボトルにいれて使いましょう。
(※1回の鼻うがいで500ミリ使うわけではありません)
尚、塩は「鼻に水が染みる」のを防ぐ働きがあり、重曹は「鼻水の粘つき」を抑える働きがあるそうです。
▼大容量の塩。鼻うがいだけでなくお風呂に入れたりと使い放題ですよ!
鼻うがいのしかた
鼻うがいのしかたは簡単です。60度ぐらい上を向いた状態(ここポイント)でボトルの先端を鼻にさし、じわじわ洗浄液を流し込むだけ。
流れてきた水は口から吐いても構いませんし、そのまま飲んでしまってもOKです(バイキンは胃酸で死にます)。
左右交互にやりましょう。私は5回ずつ交代でやってちょうどよかったです。
あと、鼻うがいをしたあとは鼻が緩くなりますが、ここで鼻をかむと耳を痛める可能性があるので注意。あくまでゆっくり鼻をかむようにしましょう。
より詳しい効能などを知りたい方は、こういった本を読まれることをオススメします。
万一鼻うがいで違和感を感じたら、最寄りの耳鼻咽喉科にご相談されてくださいね。
やってみた感想!「鼻の奥がかなりスッキリ!」
さて、重曹塩水でやってみた鼻うがい。
感想は「超サッパリ&スッキリ!」です。うん、これはかなりいいですね。
なんというか、「洗浄された感」があるというか、一回目にして「鼻の奥のいつもの不快感」が軽減された感じです。塩水が入っているとほんとに染みないのでビックリですね。
あるサイトの情報によると、後鼻漏持ちの7割の方が、重曹塩水による鼻うがいで改善したそうです。これは試さない価値はないですね。
ひとまず2週間ぐらいやってみて、結果を報告したいと思います!
治りますよーーに!!
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