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脳を鍛えたけりゃ眼帯をつけなさい!(書籍化希望)

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ねころすです。最近読んだ本で、この本はなかなか面白かったです。

「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」!

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通常「治らない」とされている発達障害に対して、”治せる”とは挑戦的なタイトル付けをしたなぁと思いますが、20,000人以上の子供に有効だったメソッドをまとめたものらしく自信の程が伺えます。

発達障害のお子さんをおもちの親御さん向けの本でもありますが、大人になってしまった当事者にとっても役立ちそうな知見があり、ちょっと試してみたいのが「アイパッチ(眼帯がんたい)」を使ったトレーニングなんです。

発達障害の原因は左右の脳のバランスの乱れ説

発達障害の原因とされているものはいくつかありますが、大雑把に「原因は脳にありそうだぜ」とされているのが一般的です。

ただし私の知る限り、「脳のここが原因だ」という決定的な原因根拠はないように思います。そもそも脳って可塑性かそせいが凄いですからね。「発達障害は脳の○○の部位が小さい」とかって、普段の暮らし方次第でどうとでもなるはずなんです。色んな脳関係の本を読む限り。

「治らない」という方が、むしろ非科学的な気がすんのよね

そんな中で「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」によると、発達障害の原因は「右脳と左脳のバランスの悪さによる同期不十分」とされているのですね。カオスの脳と論理脳のギャップというのは、「確かにそれはあるかも」と思いました。

機能改善は、弱いほうの脳を鍛えるのが有効

「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」の著者であるロバート・メリロさんは自閉症スペクトラムに関する論文も複数だされてます。
>>Autistic spectrum disorders as functional disconnection syndrome.

このあたり信頼のもてる人物ですね

ざっくりいうと、「栄養的欠乏や左右の脳のバランスと自閉症スペクトラム的症状は相関がありそうだぜ」的な内容ですね。そしてそれは食事の改善や弱い脳の強化によって改善が見込まれるという内容です。

で、「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」ではアスペルガーやADHDは右脳の働きが弱く、学習障害や言語障害は左脳が弱いことが原因とされています。なので、単純に捉えると「弱い方を鍛えればよい」と読み解けますね。

▼脳に関する面白さや凄さを知りたいならこの本がオススメ
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脳を鍛えたけりゃ眼帯をつけなさい

ではどうやって弱い方を鍛えればよいのかなのですが、「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」では聴覚や視覚、嗅覚や触覚など五感を利用したメソッドが紹介されています(味覚がないのは、舌は左右にわけられないからですね)

その中でも私は「視覚」に注目しました。

視覚から得られる情報量は抜群に多いのと、発達障害と視覚の因果関係はさまざまな人が指摘しているからです。

具体的な視覚を鍛えるトレーニングとしてはいくつかあるものの、手っ取り早いのは「一日のうち40分~2時間を眼帯つけて過ごす」というもの。

アスペルガーやADHDは右目に眼帯、学習障害系は左目に眼帯となります。

「え?右脳を鍛えるなら右目を鍛えるんじゃないの?」と思いきや、片方の目に呼応しているのは逆の脳なので注意が必要です。

ちょっと試しただけで違和感を体感。これはいいかも…?

私自身、完全な定型発達者でない自信があるので(どういう自信かはさておき)、もし簡単なトレーニングで状況が好転するなら願ってもない話で、やらない理由はありません。

もちろん「視覚のよる脳の強化だけで治る」とは書いてないですが、眼帯をつけて(便宜上「アイパッチ療法」としておきます)1ヶ月ほど過ごして、変化を確認してみたいと思います。

独眼竜ブロガーだよ!

▼いくら自宅とはいえども黒だと海賊感が強いので白がいいかも
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ちなみに眼帯をつけて過ごしてみると、「情報の処理の仕方」が違うなぁと感じました。うまくいえませんが、文章の読解だけでなく人の表情の認識が少し遅いんですよね。「なるほど。この脳の処理の差異は何らかの影響はあるかもな」と思いました。

ひとまず一ヶ月ほどテストした上で、体感できるものがあれば記事にします。体験が何事も大事。

まとめ 興味ある人は是非どうぞ

前回「発達障害グレーゾーン」に関する記事も書きましたが、診断を受けていない人も「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」では確認方法があるので、試してみるといいかも。

▼「人と違う気がする」アナタにオススメの本です

SNSでときどき話題になる「この図形をこう書いたら○○」みたいな眉唾系ではなく、もっと厳密な確認方法です。

でもまぁ、今まで自分が生きてきて困っていることから逆引きすれば、右か左かの判別はつくかと思います。

他にも「食事」観点の知見や「体幹」による知見もあるので、興味がある方は読んでみるのをオススメします。

以上ですたい!

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