食事、味わっていますか?
私の会社の休憩所で見かけるスタッフの多くは、スマホやTVをみながら食事をとっています。
生きる上でも非常に重要な「食事」にかける時間は、何かを合わせてやらないと勿体ないほど無駄な時間なのでしょうか?
今日は「食べること」に集中する「マインドフル・イーティング」についてご紹介します!
マインドフル・イーティングの効能
マインドフル・イーティングとはひとことで言うと「食事に集中すること」です。
たったそれだけのことなんですけど、得られるメリットは実はバカにできないんですよ。
メリット①マインドフル・イーティングはダイエットに有効
マインドフルな食事の仕方とカロリー消費については相関があるという研究結果があります。
その他、40代の肥満患者に効果が見られたという研究や、マインドフルな介入を行うレストランで体重が減った的な話もあります。
へぇー!
マインドフル・イーティングにより食事の量が適性になったことや、満足感による完食の現象などが影響していると思われます。
一例ですが、映画を見ながらだと普段よりバクバク食べられるポップコーン等は「非マインドフル」の弊害の典型といえるでしょう。
メリット②マインドフル・イーティングは心にも効く!
マインドフル・イーティングが摂食障害や過食症に有効という研究もいくつかありますが、マインドフル・イーティングによって「ワーキングメモリが開放される」のは私達にとって大きなメリットです。
食事をしながら仕事や勉強というのは、脳科学的には実はものすごく効率が悪いことですので、よほどの状況でないかぎり「食事」とその他のタスクは分離したほうが懸命ですね。
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マインドフルイーティングのやり方!
マインドフル・イーティングのやり方は色々ありますが、「食事前に食材に感謝する」等、瞑想のニュアンスが大きくなる程と面倒です。
忙しい現代人は手っ取り早く以下の3つをこころがけましょう。
食べること以外は行わない
ゆっくり食べる
しっかり噛む
また、食事を途中で止めて、「自分はあとどれぐらいの食事を必要としているのか?」を考えることも有効です。
これを繰り返し行うことで、「自分にとって本当に適性な量」がわかってくるかもしれません。
「大盛りご飯」はただの惰性かも?
マインドフル・イーティングまとめ
「ご飯を食べてるときはTVを消しなさい!」という父親のセリフ、昭和世代にはよく見られた場面です。
いまではさしずめ「スマホを置きなさい!」でしょうか
もちろんご家庭での食事だと会話も大事なので、完全なマインドフル・イーティングが難しいかもしれませんが、1人でのランチタイムやディナータイムは「ワーキングメモリ」を開放するまたとないチャンスです。
たまのランチタイムは普段いったことのないお店にいって、しっかり料理を味わってみると「フロー体験」の発現にも繋がるのでオススメですよ!
以上ですたい!
▼マインドフルな食事に興味あるかたはこの本よさげです
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