モエルライフ。

タフに時代を生き抜く為の「自分Hack」blog

【実録】先輩のカバートアグレッションを回避したケース

Sponsored Link

ねころすです。

前回は「(部下の)同僚がカバートアグレッションだったケース」について書きましたが、今回は私自身が遭遇したカバートアグレッションについて書きたいと思います。

※カバートアグレッションって何?という方はこちらの記事からお読みくださいね。
・関連記事:>>カバートアグレッションは味方のふりした悪魔!7つの特徴と対策について

いやー、ホントシャレにならないほど大変でした!

カバートアグレッションな職場の先輩の話

f:id:lambdaty:20200103230111j:plain

今からお話する内容は、一部脚色をしているもののほぼノンフィクションです。

私自身、カバートアグレッションと長い間関わることで、非常に消耗しきってしまいました。

実際はダメージを受けているにも関わらず、「この人に悪意があるわけない!」と思ってしまう…これこそまさにカバートアグレションの術中にハマった証拠といえるでしょう。

それでは、お読みください。

アットホームな部署に異動になったと喜んでいたが…

数年前のある日ことです。

突然上司に呼び出され、ある部署への異動を命じられました。

その部署はやや特殊な業務に携わっている部署で、規模こそ少人数なのですが、なかなかやりがいのありそうな業務内容。

当時の部署にはこしかけ10年以上もいたこともあり、「転勤になるわけでもないし、心機一転頑張ろう」と思ったことを覚えています。


そこで出会ったのが、吉田さん(仮名)でした。吉田さんはかれこれ10年ちかくその部署にいる大ベテランです。


「よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく!いやあ、君みたいないい人材を貰えることになって、『本当ですか?』って何度も聞き返しちゃったよ。」


気さくな吉田さんと話をして、いっきに緊張が解けるのを感じました。

「まぁ、最初は色々大変と思うけど、君なら絶対大丈夫だから」

そういうと吉田さんはニコリと笑いました。

トレーナーの居ない研修期間を終えて…

異動して初日のことです。

吉田さんに仕事を教えていただけると思っていたのですが、肝心の吉田さんがいません。

以前の部署の上司に尋ねてみると「あぁ、吉田さんは、昇格のための長期研修を受けているから今月はあまり居ないかもね」とのこと。


(そうか。やっぱり仕事が出来るんだな、吉田さん…)そう思うと同時に、「あれ?で、俺、何すればいいんだろう」と軽いパニックに。

ひとまずメールやフォルダの整理などをしていると、さすがに初日だからか吉田さんから連絡がありました。


「いやー、ごめんね。ちょうど忙しいところで、なんにも教えられなくて。申し訳ない」
「いえ、お忙しい状態だったんですね。知りませんでした」
「そうなんだよ。まぁ、とりあえずすぐに身につく業務でもないから、これから届くメールとか、関連してそうなファイルを見ておいてよ」
「わかりました。」


それから、メールを追ったりファイルを見たりであっという間に一月が経過。周りの人達は忙しそうにしていたものの手伝えるものもなく、非常に肩身の狭い一月でもありました。

吉田さんもついに長い研修を終え、やっと同じ事務所の中で業務開始です。ここまで不安しかなかったのですが、やっと解消出来る…そんな気持ちでした。


「吉田さん、研修お疲れさまでした!」
「いやいや、ほんとここまでほったらかしで申し訳ない。これからよろしくね。」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
「で、業務内容はだいたい把握出来たかな?」


右も左もわからない中で手探りで、個人的には棒にふったような一ヶ月間。業務内容の把握などできようもありません。
最初は冗談かと思ったこの言葉・このスタンスに、これからずっと苦しめられることになるとはこの時は知るよしもありませんでした。

いい人のようで、明らかに相手が困ること平然とやる

一緒に働いていると、吉田さんはすごく頭の回転が良い方というのはわかりました。

インプットしながらアウトプット出来るタイプで、非常に稀ではあるのですが、本物のマルチタスカーのようです。

そして、どんな質問に対しても答えて…はくれるのですが、ちょっと難解そうな質問についてはいつもこう答えます。

「正解はない。色んな考え方があるから」

この回答は一見もっともらしくもありますが、正直違和感を覚えました。

たしかに仕事の上で「確実にこれは正しい」ということはないかもしれません。しかし、私が知りたいのは「吉田さんの経験則による、最適解の出し方」なのです。観念論ではなくて、「1つのルートのあり方」なのです。

しかし、それを聞いても吉田さんはまったく答えることなく、なんやかんやとはぐらかされてしまいます


また、吉田さんにはこういった傾向もありました。

 明らかに吉田さんより重たいタスクを割り当ててくる
 仕事の上必要なことでも、気に入らない相手ならハシゴ外しを平気でする
 「物忘れがひどくなって」とかいいながら、めちゃめちゃ覚えている
 人の作った資料に勝手に手を加えてくる(結果、レイアウトなどもめちゃめちゃで使えないものになる)


もちろん吉田さんとは「普通に雑談もしますし、飲みの席でも普通に楽しく過ごせます。

でも、仕事の面になると「核心部分は絶対に教えない」「ハシゴ外しがえげつない」という2点が顕著であり、次第に仕事そのものが大きなストレスになっていきました。

カバートアグレッションだと考えると全部説明がつく

そう、吉田さんこそ、カバートアグレッションでした。

カバートアグレッションの7つの特徴のうち、以下の4つが完璧に当てはまるのです。

「無知を装う」
「はぐらかす」
「物事を都合よく解釈する(矮小化・合理化)」
「罪悪感を植え付けようとする」


吉田さんとは、仕事以外の部分で話す上では全く問題はありません。

しかし、仕事面になると、「相手に武器を与えずに、戦場においやる」ということを平気でやるのです。しかも、自分のミスを指摘されたり、「君の言ってることは正しいの?」等といわれると、過度に反応し、根に持つタイプでもありました。

これも「カバートアグレッション」と考えると全部整理がつくのです。

カバートアグレッションにはリスペクトの念を表しながらそっと離れよう

吉田さんがカバートアグレッションだとすれば、敵対したところでまったく得るものはありません。

そこで私がとった対策は「リスペクトしながら、距離をとる」。これだけです。


吉田さんは知識も経験も豊富なので、いざという時に頼りたくなってしまうのですが、それをやってしまうと「窮地のハシゴ外し」はなくなりません。

そして、おそらく吉田さんも「いざというときは自分を頼ってくるだろう」という自覚はあるはずです。


それなら、むしろ自分の意志で窮地に飛び込んでいったほうがマシです。
吉田さんの手を借りるにせよ借りられないにしろハードモードな業務なら、淡い期待は捨てて自分で切り開いていったほうがマシというもの。

とはいえ、露骨に離れてしまうと何をしてくるかわからないので、あくまでも「リスペクト」を表に出しつつそろりそろりと距離を取っていきました。

「吉田さんに迷惑ばっかりかけてられませんからね」「なにかあったら、いつものようにフォローしてくれると助かります!」

仕事の面では多少きつくはなりましたが、吉田さんと一定の距離をとることで、メンタル面では随分軽くなったように思います。

先輩のカバートアグレッションまとめ

f:id:lambdaty:20200103232211j:plain

私の体験談は以上となりますが、このように書きながらも「ほんとに吉田さんはカバートアグレッションだったのか?」という気持ちも正直なところゼロではありません。

考えようによっては『後輩への愛のムチ』と取れないこともないのです。

これが、カバートアグレッションのタチの悪いところです。


・話しをするといい人・面白い人
・普段助けてもらっている(ただし小さなところで…という事が多い)

こういう小さな餌を与えつつ、でかいところでドーンと突き落として優越感に浸るのがカバートアグレッションです。

なので、もしこういう人と関わることがあったら、多少の傷みを伴ってでも距離を取ることが重要です。


ただ、私自身そうであったように、あなたがカバートアグレッションと関わっていた場合、「ホントはいい人では?未熟な自分の考えすぎでは?」と葛藤をするかもしれません。そう、虐待されてても主人を信じ続ける犬のように…。

もし自分でも「相手に問題があるのか」の判断がつかない場合、第三者に状況を伝えて、客観的な意見を貰うとすごく役にたつと思います。



なぜ第三者がよいかというと、あなたの親兄弟ならあなたの肩を当然もつでしょうし、共通の知人であれば「知人とカバートアグレッションとの関係性」によって評価が全く変わってくるからです。

完全にカバートアグレッション(あるいは被疑者)と接点がない人間が「それはやっぱりおかしい。」と言うようであれば、ほぼ間違いないと思えますよね。


そういう意味では、「知らない人と顔を合わせる」という障壁も少ないオンラインカウンセリングなどはとても有効ではないかと思います。

人間関係はとてもナイーブなので、相談した知人や上司に下手な介入をされてしまって致命的な自体になったケースはゴマンと見てきましたから…。

私と似たような立場で苦しんでいる方の参考になれば幸いです!

耐え続けるような関係性にだけはなったらダメですよ!

オンラインで信頼できるカウンセラーを探す

▼あわせて読みたい!