ウルトラマンファンの私にとって、ジード以降冬の時代を迎えていた。
初の兄弟ウルトラマンということが話題になった『ウルトラマンルーブ』。
最高の狂言回しで主役を食う存在感を示した愛染マコトが、まさかの降板。
そしてオーブ(ガイさん)が登場しそうで最後まで登場しないという肩透かし…。
そして令和初のウルトラマン『ウルトラマン・タイガ』。
タロウの息子ということで期待していたが、伏井出ケイの劣化版というべきトレギアの役不足で盛り上がりにとことんかけた。
(タイタスは好き)
そこにたたみかけるのが、ニュージェネレーション以降主題歌を歌っていたボイジャーの降板(しかも現在解散・・・!)。
盛り上がる話題は『シン・ウルトラマン』や『ULTRAMAN』ばかり。
本家はもうダメかと思った。
そして新作発表、タイトルは「ウルトマンZ(ゼット)」。
これで主題歌が水木一郎さんとかならマジ終わりだな・・・
そう思ってウルトラマンZの第1回を迎えたところ・・・
あれ? もしかして面白い?!
そして2回目。
やっべ! これ面白いわ!!
ヤバい!ウルトラマンZかなり面白い!!
みんなでご唱和しましょう!ウルトラマンZ!!!
ウルトラマンZの見どころ
ちょっと冒頭で力を込めすぎたが(反省)、ウルトラマンZの魅力についてざっと書きたいと思います。
ルーブ以降ウルトラマンを離れていたファンは是非戻って来てもらいたい!
【見どころ1】思わず唸る!大迫力の映像!
ウルトラマンZでまず圧倒されたのは、映像の凄さだ。
正直、ウルトラマンXを初めてみたときに近い衝撃を受けた。
カメラワークとエキストラの多さが非常にリアルだ。
ミニチュアの造形も素晴らしく、車や電線にも抜かりがない。
目の前で怪獣たちが暴れまわるとこんな視点なんだ・・・というのが伝わってくる。
特撮においてCGを使うことは不可避だが、いかにリアリティをもたせるかで作品への没入感が違う。
その点、ウルトラマンZの映像は「Z級」だ。
【見どころ2】ロボットに乗って人類が怪獣と戦う!
いままでのウルトラマンシリーズでは、人類は飛行機にのって怪獣と戦いはするが、直接怪獣と戦うことはなかった。
ウルトラマンZでは、人類はロボットに乗って戦う。
しかもそのロボットは、ウルトラマンレオでダンが使ったロボット怪獣「セブンガー」だ。
人類が怪獣に対して直接対抗する手段をもっているというのは、かなり革命的ではなかろうか。
破壊された街で瓦礫を撤去するセブンガー
セブンガーのコックピットはこんな感じ。かなり作り込まれている。
あくまで予想だが、話が進むにつれて「人形に近いニューバージョンのセブンガー」が登場してくるのではないかと思っている。
ちなみに、セブンガーはダンのカプセル怪獣(厳密にはカプセルではないが)だが、ウルトラマンZにウルトラマンセブンとの関係は示唆されていない。
オープニングにはさらにウィンダムが登場しているが、こちらもどうストーリーに絡んでくるのか楽しみだ。
(0714追記:ストレイジが開発した設定にてウィンダム登場! 3号機も出そうな予感。キングジョーが出たりして)
【見どころ3】あなたどこかでお会いしませんでしたか?
ウルトラマンZの主人公は地球防衛軍「ストレイジ」に所属している。
防衛軍といえば隊長によってカラーが決まるといっても過言ではないが、本作の隊長は・・・
?!
ジャグラスジャグラー?!
いや、彼はジャグラスではない。ストレイジ隊長、ヘビクラショウタだ。
ヘビクラ➝蛇倉➝ジャグラ(ス)
ショウタ➝正体
ヘビクラの正体➝「ジャグラスジャグラー」
まさか、そんな暗号であるわけがない・・・。
ウルトラマンZが怪獣に勝ってもちっともうれしそうでないジャグラスヘビクラ隊長。
やっぱお前ジャグラスだろ!
オーブ以降の人気キャラクタージャグラスが、なぜ人類を守る側として戦っているのか。
ヘビクラだけに、いつ尻尾をだすかが非常に楽しみだ。
(0714追記:やっぱりジャグラーだった模様。Zの敵に回るのか?そしていずれガイさんも出てくるのか?今後に期待大)
まとめ とりあえずウルトマンZはオススメだ!
ウルトラマンZの魅力はこれだけではない。主題歌もかっこいいし、ウルトラマンZが片言なのもいい。
(初代ウルトラマンのラストの喋り方を彷彿させる。)
そう、随所にかなりコダワリが見られるのが本作なのである。
まだ魅力的な敵役こそ出てきていないものの、主人公とジャグラス、そしてレジェンドウルトラマン達がどう活躍してくれるかも非常に楽しみ。
ウルトラマンを最近みていないという方も是非見て欲しいと思う。
そして土曜の朝9時に、私とテレビの前にむかって唱和しよう、ウルトラマンZと!!
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