蚊に刺されてかゆいよ~!かゆみ止め塗って!
弱ったなぁ。今ちょうど、かゆみ止め切らしてるんだ・・・
蚊に刺されたときのかゆみはとてもツライものです。
ですが、必要な時に限ってないものの2大巨頭が「かゆみ止めとセメダイン」。
「こんなことなら、あの時買っておけばよかった・・・」
しかし後悔先にたたず、いまはどうかゆみに対処するかが先決。
この記事では、蚊にさされたときのかゆみを止める方法をご紹介します!
【応急処置①】氷で冷やす
以前TVでも紹介された方法ですが、蚊に刺されたところを保冷剤や氷で冷やすとかゆみが消えるというもの。
蚊に刺された時、その痒みを抑える裏技があるんだってさ。
— 工藤新一のメモ帳 (@memo_kudo) July 4, 2017
それは痒みのある部分とは別の所を氷などで冷やすだけ。
例えば、右手を刺されたら左手を冷やしたりな。
脳内では、刺激の優先順位が決まっていて「冷たさ」の方が「痒み」よりも優先順位が高いから痒みを抑えられるらしいぞ。
氷やアイスノンはどこのご家庭にもあると思うので、これなら安心ですね。
この方法が効くメカニズムは、かゆみよりも冷たさの刺激を脳が優先して処理することにあります。
脳が処理する「感覚の優先度」は以下の通り。
関節位置覚➝振動覚➝触覚➝鋭い痛み➝鈍い痛み➝冷覚➝かゆみ
なのでかゆみ成分そのものが冷却によって変わるわけではありません。
しかし夏場に氷はとても気持ちいと思いますので、試しやすい方法だと思います。
【応急処置②】かゆいところを叩く
出先などで氷がない場合は、かゆいところ強めに「叩く」ことが有効です。
この方法が効く根拠も、前項で記載した「脳の処理優先度」において、「痛み」が「かゆみ」よりも上位にあるから。
爪を立ててかくと、本来は痛いはずなのにその瞬間は気持ちよさを感じるのも、同じメカニズムです。
爪をたてて強くかくことにより皮膚が傷つけば、かゆみ成分のヒスタミンが分泌されてしまい、さらにかゆくなる可能性が高くなります。
また、対象が小さなお子さまの場合、心情的にも叩くのはツライと思います。
なので、小さなお子さまには氷を当てる手法がオススメです。
「ホットタオルで温めたらかゆみに効く」はほんと?
蚊が出てきた。蚊の毒素は43°C以上で中和されるらしく、刺されたところに熱い蒸しタオルをしばらくあてると腫れもかゆみもなくなる。やけどしない程度に時間を調整するのがポイント。屋外なら真夏の公園の鉄棒とか車体でもOK。ダニ刺されにも効きます。
— やこ (@yakkosan21) June 8, 2020
こちらはツイッターでバズったツイートです。
「蚊に刺された箇所に蒸しタオルを当てるだけで、なんと腫れとかゆみが引く」というもので、多くの驚きとともに広がりました。
ただし、これは反論も多く見られています。
「43℃で蚊の毒が中和されるという、具体的なソースが不明」なのがその理由です。
この手法は根拠に乏しいばかりかやけどをしたり余計にかゆくなるリスクもあるのでやめておきましょう。
まとめ やっぱり虫除けとかゆみ止めが一番
かゆみの対処方法を調べていると、ほかにも「絆創膏やセロテープを貼る」「石鹸で洗う」など色んなものがありました。
どれも「効いた」という人がいる中で、根拠については結構怪しいものが多いです。
複数さされた箇所があれば、絆創膏の対策は厳しいですしね・・・
こういってしまっては元も子もありませんが、
「虫除けとかゆみ止め」以上の対策はないと思います。
個人差はあれど、夏の野外は、基本的に蚊にさされるものです。
あとで不快な思いをするぐらいなら、スプレーでシュッとやっておくと快適に過ごせますよ。
また、それでも刺されてしまう時はあるものです。
そんなときのために、オーソドックスですがこれを備えておきましょう。
蚊にさされたところがあると、睡眠の妨げにもなりますし、いいことありません。
また、今後日本で蚊を媒介した病気(デング熱等)が流行らないとも限りません。
これらの製品は一度買うと数年単位でもちますので、忘れないうちに買っておくことをオススメします!
「いつも寝室で蚊に刺される」とお悩みの方は、こんなスプレーも便利です!