こんにちは、ねころすです。
思うところがあり、過去の記事を整理してしまったので、今回が記念すべき第一回目の記事となります。
はじめましての方もいるかと思いますが、Twitterでは「アイコニスト」何ぞを名のり気ままにアイコンを描いたりしてます。
よかったら(@youyakuya)を覗いてみてくださあたね。
このブログでは様々なカテゴリについて書き綴っていきますので、よろしくお願いします。
さて、「モエルライフ。」第一回目は「まんがでわかるデザイン思考(田村 大)」について書きたいと思います!
- デザイン思考は「人間を中心とした新たな発想」を生み出すツール
- 人々のライフスタイルを大きく変えた「iPod」を生み出した思考法
- 難解といわれたデザイン思考がまんがで学べる!
- すでに一部の企業はデザイン思考に舵を切りはじめています
- デザイン思考の核は「人間」の潜在的ニーズを見つけること
デザイン思考は「人間を中心とした新たな発想」を生み出すツール
デザイン思考とは一体なんなのでしょうか。
「デザイナーになるための思考法なの? 私、普通の会社員だけど学ぶ価値ある?」とあなたは思ったかもしれませんね。
大丈夫です、ちゃんとビジネスに生かせる思考法なのでご安心ください。
デザイン思考法を一言で言い表しますと、
「人間を中心に物事を観察し、問題を発見し、そこから新しい発想(イノベーション)を生み出す」
ためのツールなんです!
人々のライフスタイルを大きく変えた「iPod」を生み出した思考法
簡単にデザイン思考のルーツについてご説明しておきますね。
デザイン思考のルーツは建築設計の世界ですが、アメリカの企業「IDEO(アイディオ)」がその名を世界に広めました。
IDEO、私達にとっては馴染みの薄い企業名ですが、APPLEの初期マウスやiPodの製造に大きく関わっている企業です。
どちらも現代人のライフスタイルを大きく変えた、いわばイノベーションを起こした製品ですよね。
そんなIDEO社が製品を生み出す上で大事にしているのが「人間中心のイノベーション」というコンセプトであり、そのエッセンスが「デザイン思考」なんです。
難解といわれたデザイン思考がまんがで学べる!
iPadのようにすごい製品を生み出した思考法ならぜひ習得したいと思いますよね。
でも、デザイン思考は右脳型思考でもあるので、活字で学ぶのはなかなか大変です。
しかしそれも過去の話。
「まんがでわかるデザイン思考」なら、ストーリー仕立てでわかりやすく、デザイン思考によって新しい発想が生まれるまでのプロセスを追体験できるんです!
もともとデザイン思考は右脳よりなので、感覚的に読めるマンガとは親和性が抜群に高いと思います。
また、マンガなら「早く読み終える=周回読みをすることによって定着しやすい」というメリットも大きいですよね。
すでに一部の企業はデザイン思考に舵を切りはじめています
今まであらゆる企業が「ロジカルシンキング」を重視してきました。
ロジカルシンキングとは、ある問題を整理することにより、その中から”最適な答え”を選別する技術です。
その違いを料理に例えるならば、ロジカルシンキングは「冷蔵庫の中に入っている食材を駆使して、もっとも美味しい料理を作るための技術」です。
一方デザイン思考は、「食べる人間のことを考えた上で必要な食材を調達し、新しい料理を生み出す技術」といえるでしょう。
「問題を整理するロジカルシンキング」から「新たな価値を生み出すデザイン思考」へ、先見性のある企業が舵を切りはじめているのは当然の流れというべきかもしれませんね。
デザイン思考の核は「人間」の潜在的ニーズを見つけること
デザイン思考は人間(顧客)の潜在的ニーズを見つけることからプロセスが開始されます。
潜在的ニーズを見つけることがどんなに大事かを象徴する言葉がありましたので以下に引用します。
30年前 外出時の電話について人々に要望を聞いたら「公衆電話の設置ポイントをもっと増やして欲しい」と言っただろう
200年前 より良い移動手段について人々に要望を聞いたら「もっと早い馬が欲しい」と言っただろう
未来を客に聞くのはやめた方がよい
客は自分の知っている現実と比較してしかモノを言わない(「まんがでわかるデザイン思考」より抜粋)
このデザイン思考は、会社勤めの方はもちろん、個人で事業されている方やクリエイティブな職種の方にも役立つ大変魅力的な思考法です。
ですが、活字で読んで学ぶには少々ハードルが高め。
その点マンガだと、デザイン思考のプロセスが視覚イメージからインプットできるので最高のテキストになるはずです。
最近なんかモチベーションが上がらないんだよなぁ…という方にもオススメですよ!