子ども社会の中で「足が速い」って、かなりアドバンテージが高いんですよね。
小学生の男の子のモテ条件でも、足の速さは顔の良さを凌駕するほどです。
また、走ることは運動の中心でもありますので、
苦手意識を持たない程度にお子さんの足は速くしてあげたいものです。
でも、どんな風に教えてあげたらいいのかな・・・?
今回、私の息子が試してみて実際に効果があった方法についてご紹介します!
- 成長につれ大きく変動するかけっこの順位
- 子どものかけっこ訓練のポイントは「走り込む」と「フォームを整える」
- 為末式かけっこメソッドを取りいれてみよう!
- 「子どもの足をすぐに速くする!」はかけっこのドリル本!
- かけっこのポイントを映像で見られるのはありがたい!
- 実際にやってみて、かけっこの順位があがった!
- 7歳から9歳までがもっとも正しいフォームをマスターしやすい!
- 為末式かけっこメソッドを1ヶ月だけでも試してみてください!
- さらに嬉しい心くばりのカード付き!
成長につれ大きく変動するかけっこの順位
うちの息子は、幼稚園の年小の頃から足はまぁまぁ早いほうでした。
しかし、年長になるにつれて、かけっこの順位がどんどん落ちていったんです・・・
理由は明白で、成長につれて周りの子達の体も出来上がって来たからです。
特に運動に力をいれているわけでもない息子が、かけっこで上位に入れたのはどう考えても初期値の高さ。
努力をしなかった本人も悪いのですが、このまま運動会をむかえると、悲しい結果になることは明らかです。
少しでも足を速くしてあげたい!
でも、どうすればいいんだろう・・・
子どものかけっこ訓練のポイントは「走り込む」と「フォームを整える」
自分なりに考えてみたところ、足を速くするために必要なのはこの2つです。
- 走り込む
- フォームを整える
かけっこに限らず、一定量の「やりこみ」が必要なのは言うまでもありません。
問題は「ムダのないフォーム」です。
私の息子の走り方を観察すると、
- 手の振り方がおかしい
- 上下に無駄にはねている
- 腰が入っていない
等と、明らかに非効率な走り方であることがわかりました。
これはアカン・・・!
為末式かけっこメソッドを取りいれてみよう!
息子のフォームに課題があることはわかったものの、
私も走る専門家ではありませんので、正しいフォームの教えかたなんてわかりません・・・。
私は足はそこそこ速かったですが、完全に我流。
息子にはちゃんとした走り方を教えてあげたい!
そこで「走りの教本」を買ってみて、私自身がコーチになることにしました。
世界陸上銅メダリスト為末 大さんの本、「子どもの足をすぐに速くする!」です!
「子どもの足をすぐに速くする!」はかけっこのドリル本!
この「子どもの足をすぐに速くする!」では、「為末式かけっこメソッド」の28種類のドリルを通じて、走ることに欠かせない3つの動作をマスターすることができます。
「走ることに欠かせない3つの動作」とはこれです!
- 弾む
- はさむ
- 押し切る
「走りとは・・・」といった読み物部分もほとんどなく、本編では実用的なドリルがふんだんに入っているのも◎。
実際に親子で身体を動かしながら、少しずつ読み進めていくことができます!
かけっこのポイントを映像で見られるのはありがたい!
「子どもの足をすぐに速くする!」はイラストがふんだんにあり、走りの教本の中でも分かりやすい方だと思います。
でも、体を使うことなので、文章だと分かりにくい表現もやっぱりあるんですよね。
そういう意味でも、付属のDVDはホントにありがたいです。
DVDを見つつドリルの動きを本で確認することで、「あぁ、こういう動作をするのか」というのがとっても分かりやすいんです。
まずは一回通しでDVDを見て、その後は本でわかりにくいところを都度映像で確認するがおすすめです。
実際にやってみて、かけっこの順位があがった!
「為末式かけっこメソッド」を実際にやってみたところ、すぐにかけっこが速くなりました・・・!
・・・と言えればよかったのですが!
私の息子のフォームの歪みは筋金いりなのか、修正までけっこう大変でした。
なので、28のドリルのうち「基本編」と「弾む編」の一部しかできてません。
それでも、運動会の短距離走やマラソン大会で順位があがったのには驚きました!
見ていてフォームがまるで違いましたし、しっかりバネを感じられる走りになっていたんですね。
1日わずか10分程度のトレーニングながらも頑張って継続し、しっかりと成果が出たのは、息子の自信にも繋がったと思います!
小学校にあがった今もトレーニングは継続しており、どんどんかけっこが速くなっています!
7歳から9歳までがもっとも正しいフォームをマスターしやすい!
為末式かけっこメソッドによれば、「自分の身体を思い通りに動かす能力」をもっとも身につけやすいのは、7歳から9歳の年代だそうです。
これを過ぎていても手遅れではないのですが、おかしなクセを修正するにはより時間がかかってしまうとのこと。
なので、お子さんが小さい頃からかけっこのフォームをチェックするのは大事ですよ!
子ども社会における「足の速さ」は、高校ぐらいまでは比較的重要視されます。
かけっこ競争で一等賞をとることだけが大事ではありませんが、「かけっこイヤだなぁ・・・」とならない程度には、足が速くなるとよいのではないかと思います。
為末式かけっこメソッドを1ヶ月だけでも試してみてください!
「うちの子もかけっこの順位を上げてあげたい・・・!」という方は、
是非この本の為末式かけっこメソッドを1ヶ月ぐらい試していただきたいと思います。
DVDと本を併用すれば、誰もが優秀なパパコーチ・ママコーチになれますよ!
フォームの変化に伴い、タイムも上がってくるのを実感できると思います。
そうすればお子様の自身にも繋がり、芋づる式にいろんなところにプラスの効果が生まれるはずです!
さらに嬉しい心くばりのカード付き!
また、この本にはDVDの他に「ドリルごとのカード」もついています。
外で練習をする際に、やりたい内容のカードだけ持ち運べば、教本を持ち歩かなくて済むんですよね。
ホントに細かいところまで行き届いており、感心する本です!
ほんとにオススメですよ!