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【レビュー】奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業/荻野 弘之

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ねころすです。

アドラー心理学を爆発的に広めた書籍、「嫌われる勇気」。

これを読んで「生きるのが楽になった」という方は多いのではないでしょうか。

▼めちゃめちゃ有名な本ですよね。あなたは読みましたか?
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私も大いに感銘を受けたクチなのですが、ようやく自分の中で「嫌われる勇気」を越えそうな哲学本に出会えました。

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「奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業」です!

ローマ時代に生きた、奴隷の哲学者エピクテトス

 
「この生きづらい世の中で「よく生きる」ために」

これは今回ご紹介する「人生の授業」の帯に書かれたコピーです。

現代人は、よく会社員を「社畜」だの「奴隷」だのと揶揄やゆします。薄給でひたすら会社に拘束されるのがその理由でしょう。

しかし、このエピクテトスという人はローマ時代において「本物の奴隷どれいでした。そして奴隷でありながらも哲学者であり、多くの哲学者や文学者に大きな影響を与えたそうなんです。

そんなエピクテトスが語る「幸せになる生き方」、なんだか興味が湧きませんか?

「諦め」が心の牢屋を開く鍵になる

 
自由に至る唯一の道は「我々次第でないもの」を軽くみることである

出典:奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業

エピクテトスの言葉は、我々の不幸や悩みの根源に対して問いかけるものが多いように思います。

冒頭の言葉は、他人の地位や財、名声など「自分の力でどうにもならないこと」に目を向け、心をかき乱されることを戒める言葉です。

自由な心が人間の幸せであるなら、囚われたこころは不幸そのもの。自分の努力でどうにもならなうことに囚われた心は、「鍵のかかった牢獄」みたいなものですよね。

もちろん、誰かを目指して頑張るのはよいことです。でも、それが度を越えてしまい「嫉妬」に変わった時点で、心の牢獄に入っているようなもんだとエピクテトスは説くのです。

「人間関係」や「理想と現実」のギャップに苦しむ人への処方箋

もしあなたが「人間関係」や「理想と現実」に苦しんでいるようであれば、「人生の授業」はとても役に立ちます。

私自身、仕事でもプライベートでも腹が立つことが沢山ありますが、よくよく考えると「自分の力でどうにかなるもの」は多くありません。冷静に考えるとどうしようもないことばかりなんですよね。

そんなことに心を消費していても、まったくいいことがないんです。どんなに雨が嫌でも、天候を変えることが出来ない…というのにも似てますね。事実を受け入れた上で、最善策を考えるしかありません。それに気づけたのは大きな収穫でした。

また、「理想と現実」や「自分と他人」のギャップに苦しんでいる人も「人生の授業」を是非読んで欲しいと思います。

エピクテトスの哲学を知ることで「今」そして「自分」を生きることが出来るようになると思いますよ。

「人生の授業」は漫画付きだからサクサク読めます!

「嫌われる勇気」は若者と哲学者との対話形式で、それはそれで読みやすいものでした。

「人生の授業」は対談形式ではないものの、要点をまとめた短編漫画が26話も収録されているので、「疲れてなかなか本を読む気がしない」という方にもピッタリです。

この漫画が実にわかりやすいんです。絵も、今流行りの「書籍→漫画化」にあるようなキラキラした絵ではなく、ほっこり系で好感がもてます。

もちろん漫画だけでなく活字部分も充実してます。一周目は漫画のパートをさらっと読み、2周目で「漫画+本文」を読むことをオススメします。

まとめ

タイトルの「奴隷の哲学者」というフレーズが目に止まり購入したこの本。

読んでいると、「当時(紀元一世紀~二世紀)の奴隷よりも今の私達のほうが不幸じゃね?」と思うことがなんどかありました。

もちろん、私達より「奴隷」の身のほうが遥かに自由はありませんし、不幸なはずです。

でも、現代人のほうがよほど心が縛られているような気がするのですよね。

「諦め」というとネガティブな印象がありますが、私はこの本を読んで、「諦めこそが、心を縛るロープを切るハサミ」ではないかなと思いました。

そのハサミの使い方を教えてくれるのが、哲学者エピクテトスなんですよね。

拙いレビューで恐縮ですが、もしご興味があったら是非読んでみてくださいね。表紙のひげもじゃのエピクテトスじいさんが大好きになると思いますよ!!

以上ですたい。

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