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【レビュー】「マンガで実用 使える禅」日本古来のライフハックを使いこなせ!

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ねころすです。

なかなかパンチのあるタイトルと表紙のダルマに惹かれて購入しました。

「マンガで実用 使える禅」です!

あなたも日本古来から伝わるライフハック「禅」を学んでみませんか?

「マンガで実用 使える禅」はこんな本!

「マンガで実用 使える禅」は、禅の中でも現代人に使いやすいエッセンスをギューッと凝縮した本です。

私も実は以前より禅には興味があり、何冊か関連する本を読んできたのですが、いずれも難解なため挫折したという苦い記憶があります…。

でも今回の「マンガで実用 使える禅」は、とても読みやすいのが特色です。

その理由は、いい感じに「ストーリー仕立てのマンガ」が挿入されているから。これ、ホント大きいですよね。

おかげで挫折することなく完読!

この本はこんな人におすすめですよ!

座禅や禅宗に興味がある人
なかなか解決が難しい悩みを抱えている人
ストレスで眠れなかったり不調を感じている人
東洋哲学に興味がある人やミニマリスト

「マンガで実用 使える禅」の見どころはここだ!

「マンガで実用 使える禅」は、禅にかんする知識が深まるだけでなく、実際に使える「メンタルコントロール」等が紹介されているのが魅力です。

ここでは特に読みごたえのある箇所をご紹介します!

見どころ①禅のマインドを学ぶことが出来る

 
禅では経典(文字や言葉)よりも、とにかく身体に意識を向けます。修行の中心となるのは坐禅ざぜんです。坐禅の基本は「調身ちょうしん調息ちょうそく調心ちょうしん」です。姿勢を調えることで(調身)、呼吸が深まり(調息)、五感が研ぎ澄まされます。すると頭で悩んでいたことも整理され、心が落ち着く(調心)ということです。
(引用:「マンガで実用 使える禅」)

禅は頭の中で理論を理解するより、体験が重視されます。体験というと「坐禅」ですよね。

この本では姿勢の正し方から坐禅の仕方、「掃除の重要性」等の体験を通じて禅の理解を深めることが出来ます。

また、文章とマンガパートのバランスが非常によいので、まずは1回目はマンガパートだけを読み、2回目以降は文章パートと一緒に読むとよいですよ。

▼マインドフルネス瞑想に興味ある方にオススメ

見どころ②実生活で使える禅スキルを学べる!

「マンガで実用 使える禅」は、実際に使える禅スキルがふんだんに盛り込まれているのも特徴です。

例えば普段から坐禅を行うことでストレス耐性に強くなることが期待できます。

また、短い漢字であらわされた「禅語」は、人生の教訓のショートカット。困難な局面にぶちあたったときに思い出せば、きっとあなたの助けになるでしょう。

 
禅語とは、禅宗の僧侶たちによって語られてきた言葉です。禅宗の経典や禅宗の逸話などの文献に残されてきました。悟りの境地を表した言葉や悟りに至るための心構えなど、禅の思想と独特の世界観が短い言葉に凝縮されています。
(引用:「マンガで実用 使える禅」)

今、なんらかの悩みを抱えている人は、枡野和尚の「人生相談」のページを先に読むこともオススメです。

職場の悩みや人生の悩みに対する「禅的回答」があり、非常に参考になりますよ。

あなたに当てはまる回答もあるかも?

このように使える情報が満載なので、是非、禅体験をしながら本書を読み勧めていってくださいね。

▼坐禅用の座布団があると楽になりますよ
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見どころ③十牛図について理解できる!

禅には「十牛図じゅうぎゅうず」と呼ばれるものがあります。

牛と童子が描かれた10枚の絵なのですが、これは悟りにいたるまでのプロセスが描かれているものとされており、私達に「人生をどう生きるべきか」を教えてくれるものです。

 
十牛図で題材として描かれているのは童子と牛です。童子は修行僧と解釈出来ます。牛は禅の世界で「本来の自己」「悟り」に例えられ、「本当の自分自身の姿」ともいえます。誰もが社会にもまれ失いがちな、心の中に本来持っている純粋無垢な存在としての自分、つまり「仏性」です。
(引用:「マンガで実用 使える禅」)

これだけで一冊の本になるような代物なのですが、「マンガで実用 使える禅」では十牛図の大枠を学ぶことができます。

一度しかない人生の儚さはかなを知るとともに「どう生きて行くべきか」について考えさせられる十牛図は、とても味わいがあリます!

▼こちらもマンガで十牛図について解説した本。面白そうです!

「マンガで実用 使える禅」まとめ

以前、禅関連の本を読んで挫折したことはすでに書きましたが、今回「マンガで実用 使える禅」を読んで、禅にたいしてぐっと親しみが湧きました。

確かに万人受けする入り口ではないかもしれませんが、ものや情報が溢れかえっている現代において、「自分の生き方を見つめる」禅のスキルはもっとも必要なものかもしれません。

私もこの本にある坐禅を、少しずつ日常に取り入れてみようと思いました。ストレス耐性をつけたいかたにもオススメの書籍ですよ。

以上ですたい!

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