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【レビュー】「時間革命 1秒もムダに生きるな」/堀江貴文

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ホリエモンって映画版ジャイアンみたいだと思う。
なんというか、SNSではちょっとヒール的な感じなんだけど、本だと物凄いええヤツなんですよ。

今回読んだホリエモンの本、「時間革命」で改めて実感した次第です。

帯もまた強烈やな…

「時間革命 1秒もムダに生きるな」はこんな本

自己啓発本の著者って2パターンあると思ってます。

一つは、名前はよく知らないんだけど、いろんな企業を渡り歩いているコンサル上がりの人。経歴をみるとだいたいマッキンゼーとか書いてあるような人です。

そしてもうひとつは、強烈な個性やネームバリューが全面に出ている人。ホリエモンは明らかにこちらのタイプの方ですね。

内容でいうと、前者のほうが実践的でロジカル、後者の場合は感覚的で抽象的。比率でいうと後者のほうが圧倒的にハズレが多いんだけども、ホリエモンの本は面白いものが多い。

思うに、1冊の本にあれこれよくばらず、1つのメッセージだけズドンと打ち込んでいるからじゃないかな。

そして今回紹介する本は「時間」に関するホリエモンのメッセージというわけです。

「時間革命 1秒もムダに生きるな」の見どころはここだ!

ホリエモンの本ですので私が書くまでもなく色んな人がレビューを書いてると思いますが、せっかくですので、個人的に感じたみどころなんかを書いてみたいと思います。

みどころ①自分時間と他人時間について考えさせられる

「時間革命 1秒もムダに生きるな(以下、時間革命)」では、時間を「自分時間」「他人時間」の2種類にわけて書かれています。

どういうことかざっくり解説すると、自分時間とは、自分のやりたいことや楽しいことの為に使う時間。他人時間とはやらされている仕事、いやな人とすごす時間、みたいな感じです。

ホリエモンは圧倒的に「自分時間」を大事にしているのですよね。

 
ぼくにしてみれば、他人のせいで時間が奪われている状態というのは、「生きながら猛獣にゆっくり食い殺されている」のと同じだと言っても過言ではない。それなのになぜ気づかない?なぜ平気でいられる?ぼくには不思議でならない。
(引用:「時間革命 1秒もムダに生きるな」より)

これは「もし部屋に虎が入ってきたら、誰しもが必至になるのに…」という前フリの後に続く言葉なのですが、なかなか強烈な例えですよね。

私なんか、もはや下半身がほぼ喰われちゃってる感じですよ。「他人時間」という大蛇に、丸呑みにされかかっている感じです。はやく脱出せねばと思いました。

みどころ②「時間の換金グセ」という価値観

「お金はツール」という言葉。

私が知る限り、これを使い始めたのはホリエモンだったと思いますが、今は大分1人歩きしている感があります。

わけのわからない無駄遣いの言い訳にすんじゃねーよ!
…って言いたくなるような使い方ばかりですよね。特に若い衆がSNSでこの言葉を使っている場面は。

でも、ホリエモンの使う「お金はツール」という言葉はもうちょっと深いです。

というのも、ベースとして「お金よりも自分の時間(=命)のほうが圧倒的に価値がある」という確固たる考えがあるからなんですよね。

「時間革命 」を読めば、誰しもが納得はすると思います。

お金を稼ぐためだけに消費する自分の時間の価値は、絶対にイコールにはなることはないんだぜ、というメッセージにはすごく考えさせられましたね。

みどころ③睡眠を大事にするホリエモン

これ、かなり以外だったんですけけど、ホリエモンって7~8時間ぐらい寝るそうです。

俺より全然寝てる…!

あんまり寝ないようなイメージありますよね。でも、ホリエモン曰く「寝ないのは人生の”先食い”」まで言い切ってます。

 
ぼくの場合、睡眠時間が5時間をきると、次の日はまず使い物にならない。頭がぼーっとして情報を処理するスピードが落ちたり、いつもならパッと決断できることに時間を取られてしまったりする。
(引用:「時間革命 1秒もムダに生きるな」より)

バイタリティあふれる行動力から、てっきり「ホリエモンはショートスリーパー」だとばかり思ってましたが、ちゃんと睡眠をとっているんですねぇ。しかも7時間以上!

私なんか仕事明けに、睡眠時間を削ってシコシコブログを書きがちですが、確かに翌日のパフォーマンス低下は否めません…。

ちょっとライフサイクルを見直してみようかな、と思いました。

「時間革命 1秒もムダに生きるな」まとめ

基本的に私、芸能人とか著名な人の本ってあんまり読まないんですよ。

娯楽として読むならいいんでしょうけど、自己啓発系を意識した構成になっている本の場合、とにかく内容が薄いのがその理由です(ビジネス経験のない人はその傾向が強い)。

でも、ホリエモンの本だけは別格というか。やっぱりたまに読むとすごく惹かれる何かがありますね。

そういえば、以前新幹線でホリエモンの前の座席の人が、リクライニングの断りを入れてきたことにブチ切れてたことがSNSで話題になっていました。
当時そのツイートを読んで傍若無人な印象をもってたのですが、「時間革命」を読んで、その理由がよくわかりました。

でもちょっと怒りすぎとは思うけどね!!

ところで、「時間革命 」は、カバーを外したら「TIME IS LIFE」とだけ書いてあります。

「TIME IS LIFE」は本文にも出てきますが、これがこの本のメッセージの全てなんですよね。時間より大切なものはない。それをいいたいが為だけに、書かれた本なんです。

ところであなたにとっての「LIFE」は何ですか?

それは、失ってしまうと二度と戻ってこない「時間」よりも大事なものですか?

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