私事で恐縮ではございますが、10月から部署異動を拝命いたしました。
配属先は・・・まぁあまり望ましい環境ではありません。
異動先というのは、たいてい忙しいところというのが常ですからね。
私は転勤も経験したことあれば、転勤戻りも体験しています。
そんな私が「イヤな部署へ異動」を拝命したときに助けられている、2つの方法をご紹介します。
- 仕事はいつ辞めてもいい
- 最悪の事態は職を失うことではない
- 方法①「短いスパンで頑張ってみる」というマインドセットをもつ
- 方法②転職サイトへの登録で有事に備える
- まとめ まずはご紹介した2つの方法を試してみて
仕事はいつ辞めてもいい
転勤含め、部署異動は大抵気の進まないものです。
まったく畑違いの部署などであれば心機一転頑張る!という選択もあるのでしょうが、「マジかよ・・・あの部署か・・・」という場合は本当に辛いものです。
20歳かそこらなら「嫌なんで辞めます!」という事もできる出来るかもしれませんが、30代40代で、さらに家庭などもっているとそうもいきませんよね。
そこでまずあなたにお伝えしたいマインドセットがこれです。
「いつ辞めても、いいんだよ」
最悪の事態は職を失うことではない
「えっ、何言ってるの?それが出来たら苦労しないんだけど」と思ったかもしれません。
ですが、異動することによって起こりうる最悪の自体はなにかというと、「メンタルをクリティカルなまでに病む」ことなんです。
ただでさえ環境の変化はストレスが高いのに、業務が肌に合わない場合、ダメージはおおげさでなく10倍ぐらいに膨れ上がれます。
下手すれば、死にます。
方法①「短いスパンで頑張ってみる」というマインドセットをもつ
思考がぶっ壊れてしまうと、「転職」ではなく、朝のホームへのダイブが出口になってしまいます。そうなるぐらいなら、転職しましょう。
ですが、ここでのポイントがひとつあります。
「転職してもいいので、まずは1ヶ月だけ頑張ってみよう」と考えるんです。もしくは「1週間」と区切ってもOKです。
なぜこんなことを言うかというと、人は「出口が見えない苦しみ」に絶望を感じる生き物だからです。
そこで自分で「1ヶ月だけ頑張ってみる」➝「それができたら、もう1ヶ月頑張ってみる」という風に、区切っていくことがとても大事なんですね。
例えば、一度転勤してしまうと、普通は3~4年は戻れません。
「この苦しみが3年続くのか・・・」と考えるよりも、「1ヶ月頑張ってだめなら、辞めて地元で職探しすればいいや」と考えるほうがずっと気が楽なんです。
これは私が転勤や異動のたびに使っているマインドセットなので、とてもオススメです。
方法②転職サイトへの登録で有事に備える
異動のときのマインドセットはお伝えしましたが、あとひとつ、有効な手法をご紹介します。
それは、転職サイト登録に登録だけしておくことです。
これは災害が起こった時の避難経路、いわばハザードマップを確保しておくこと同じ、と考えておいてください。
嘘みたいな話ですが、これだけでもかなりメンタル的に違ってきます。
なぜなら、「いざとなったら逃げ出す」ための具体的なアクションを打ったからですね。
「うーん、登録ねぇ。今はまだいいや」とあなたは思うかもしれません。その気持ちはよくわかります。
ですが、その思考はまだ心の余力があるから言えることなんです。
実際に追い詰められてから転職の備えをするのは、まぁしんどいものですよ・・・。
転職サイトへの登録ではなく、メンタルクリニックの検索が先になってしまいます。
そうならないように、あらかじめ布石を打っておくことが重要です!
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まとめ まずはご紹介した2つの方法を試してみて
というわけで、「イヤな部署への異動」でドーンと気持ちが沈んでいるあなたにオススメなのはこの2つ。
②転職サイトへの登録で有事に備える
この2つがあれば、私の経験上かなり気持ちが楽になるはずです。
半年から1年もすれば、新しい環境や業務にも慣れてきますので、そうなればしめたもの。
本当に最悪な事態は、仕事を失うことではありません。
メンタルを病んでしまい、「もう死ぬしかない」とまで自分を追い詰めてしまうことです。
そこさえ回避できれば、人生どうとでもなるもんなんですよ。さらに、すこしずつ頑張る期間を伸ばすことができれば、環境にだって適応できてくるものなんです。
自分をギリギリまで追い詰めないためにも、この2つの方法は本当におすすめです!