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極重ブランケットで睡眠が劇的に改善したって話

「ブランケット買ったよ」というと、どんなものを想像しますか?

多くの人は「フリース素材の軽やかなもの」を想像すると思います。

7Kgのブランケット買ったよー。」と言ったらどうでしょう。

「ハァ?」と周囲の人からドン引きされそうですね。


でも、あるんです。

とっても重たいブランケットが。

何のためにそんなものがあるのか? 

それは今回の記事をお読みいただければわかります(笑)。


今回は「加重ブランケット」というニッチな寝具の世界へあなたをいざないます!
 

 

加重ブランケットって「重たいブランケット」って理解でOK?

加重ブランケットとはその字が表すとおり、とても重たいブランケットのことです。

「ウェイトブランケット」や「チェーンブランケット」と呼ばれることもあります。

重さにもいくつかのバリエーションがあるのですが、「自分の体重✕10%+1Kg」のものが目安とされています。


気になる素材ですが、「重たい繊維」を使っているわけではありません。

コットンに細かい粒状のプラスチックやガラス等を充填し、重みを出しているんです。

そのため、手触りは少しザラザラしています。

昔なつかしい「そばがらの枕」みたいな手触りといえばイメージしやすいかも。

加重ブランケットで睡眠の質があがるという実験結果が!

なぜ、わざわざ重たいブランケットを掛けるのでしょう。

寝返りも打ち辛そうですし、なんだか金縛り状態みたいでうなされそうですよね。


しかし、驚くべきことにいくつかの実験によって「加重ブランケットで睡眠の質があがる」ことが示唆されています。

例えばスウェーデンのSleep Research Laboratoryが発表した「不眠症に対する加重毛布の効果」によると、慢性的な不眠症を訴える20〜66歳の被験者に2週間ほど加重毛布を使用させたところポジティブな結果が得られました。
 

  • 睡眠時間が長くなり、睡眠中の動きが減った
  • 眠りに入りやすくなり、目覚めた後にリフレッシュされたと感じた
  • (加重ブランケットにより)触覚情報が変わったことによって睡眠に影響が出たと考えられる


などなど。

また、歯の治療の時にブランケットの重みを変えることで、心拍数に対し有意な結果が確認された実験もあります。

不思議ですよねぇ。

なぜ加重ブランケットで睡眠の質が上がるのか

なぜ加重ブランケットで睡眠の質があがるのでしょうか。

残念ながら明確な理由を見つけることはできませんでしたが、全身に適切な重量が加わることでマッサージ効果が生まれ、ストレスホルモンのコルチゾールの減少やセロトニンの分泌が促進されるのではと思われます。


また、圧迫が心理的にプラスに働くということをテンプル・グランディンが開発したマシンも示唆しています。

テンプル・グランディンという方は「火星の人類学者」という本に出てくる自閉症の天才技術者ですが、安堵感を得るために自分を挟み込む大掛かりな機械を開発し、愛用していたそうです(余談ですがこの本はとっても面白いのでぜひたくさんの方に読んでほしいです)。

ハグにはセロトニンの分泌を促進する効果があるそうですが、それに近い状態がテンプルマシンや加重ブランケットで作り出されるのかもしれません。

加重ブランケットを実際に使ってみました!

さて、そんなこんなで私が実際に使ってみてどうだったかという話に移ります。

適正重量の計算式「自分の体重✕10%+1Kg」に基づき、Amazonで7kgのものを買いました。

で、届いたのがこれ。ずいぶんコンパクトです。

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ですが図ってみるとしっかり7Kg
(若干超えているのはケース込みのため)

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ベッドに敷くとこんな感じです。見た目は普通ですね。

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そして、潜ってみた図。

結構ずっしりしてます。

足の形にそって、重量がかかっているのがおわかりいただけるかと思います。

どっかの国のミイラみたいですねぇ。

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潜った瞬間に「出られなくなる」ほどの異常な安堵感が!

「どんなもんかな」と気軽な気持ちで全身を加重ブランケットにすっぽり潜らせてみた瞬間、不思議な安堵感に包まれました。

「あれれ・・・まだ19時で寝る時間じゃないよ・・・でもこっから出たくない・・・」

大げさでもなんでもなく、そのまま少し寝てしまいました。


その後に少し起きて、改めて加重ブランケットを使用して寝たのですが、寝起きはかなり爽快でした。

まるでホテルで一晩疲れを癒やしたかのような感覚……
マジパねぇぜ加重ブランケット

潜ってしまえばそこまで重さは感じることはありません

加重ブランケット、なんといっても気になるのは重量ですよね。

重たいのは重たいんですけど、寝返りを打てない程の重さではありません。

仮に火災が起きたとしても、布団から出れずに危険な目にあうことは考えらえませんのでご安心を。


一番重たさを感じるのはブランケットをめくるときだけです。

さすがに普通の毛布のように「ファサッ」とめくれることはありません。

ですが、一旦中にはいってしまえば重量による違和感を感じることはほぼありませんでした。

加重ブランケットのオススメ度は・・・人によるかも?

そんな加重ブランケット、元々海外ではASDやADHDの方の安眠グッズとしてポピュラーなものだそうです。

なので、どちらかというと不安傾向がある方や、発達凸凹の自覚がある方のほうが効果を実感しやすいかもしれません。


お値段は10,000円前後と少しお高いですが、これで睡眠の質が上がるのなら安い買い物と思いますね。

ご興味がある方は是非!

ハマればずっと手放せないアイテムになりますよコレ。

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