ネコロスです。
以前、自然と触れ合うことの癒やし効果について書きましたが、あらためて「自然と触れ合う効能」について色々と本を読んで勉強しています。
そこで見えてきたのは「やっぱり自然最強!」説。
マジで凄いよッ!
今日はそんな自然の凄さを、少しだけご紹介していきたいと思います!
バイオフィリアとは
自然と人間との関わりや効能を調べていくと、必ず関わってくる言葉で「バイオフィリア」というものがあります。
日本語に訳すと「生き物や自然への愛情」といったところでしょうか。
ナウシカみたいだな…
これはドイツの社会学者、エーリッヒ・フロムが提唱した概念で、ハーバード大学のエドワード・オズボーン・ウィルソンによって広められました。
曰く「私達のDNAにはバイオフィリア(自然への愛)が組み込まれている」、ゆえに自然と関わるようにしていけば健康で幸せになれるはずだという概念です。
やっぱり凄かった自然の効能!
自然から深いリラックスを得られた経験は、多くの方がお持ちでしょう。なので、「バイオフィリア」という概念を全力で否定する人はいないと思います。
ただ、リラックスだけでなく、生理学的にプラスの作用があることも様々な研究からわかっているんですね。
例えば…
週に3日、2~4時間森を散歩するとNK(ナチュラルキラー)細胞が40%増えた
被験者に自然の風景を20分見せるだけで心拍数が下がる
数日感自然の中で過ごすと想像力が50%上がる
など、様々なプラスの効能があることがわかっています!
アーティストが田舎で暮らしたがるのも当然かも!?
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バイオフィリア効果の大元は自然の香り?
なぜ自然と触れ合うことで脳の活動や心拍数、はたまた免疫に作用するのかははっきりとしていません。
1つの仮説ですが「自然の香り」を人間が敏感に嗅ぎ取るからだという説があります。
例えば樹木の香りの成分は「フィトンチッド」と呼ばれ、ストレスを50%減らし、血圧も5%から7%下げる効果があるそうです。
また、嬉しいことに、ヒノキのエッセンシャルオイルの吸入でもNK細胞が20%活性化したり、ストレス軽減や喘息の症状の緩和に役立つとか。
加湿器に混ぜたり、枕に垂らして寝るとよさそうです!
なかなか自然に足を運ぶのが難しい方は、こういった香りを取り入れてみるとよさそうです。
無論、私も早速アマポチしてしまったのは言うまでもありません。
・関連記事:>>頭が良くなる香り!ローズマリーの効能がちょっと凄そうな件
さぁ、自然を歩こう。バイオフィリアな生き方を!
エッセンシャルオイルもよいのですが、いちばんベストなのは自然の中に足を運んでみることです。
ちなみに私は、最近、近くの山にいって散策をしてきました。
▼こんな景観です
もちろん原生林というわけでもなく、杉の木も沢山生えたところではありましたが、非常に深いリラックスと充足感を得られたように思います。
これから週1は行こう…!
私の場合、チャリンコ圏内にそこそこの自然があったりするのですが、あなたのお住いの近くに「森」や「山」があるとは限りませんよね。
そこで、全国に64箇所ある、「セラピーロード」の中で、最寄りのスポットを探してみてはいかがでしょうか。
セラピーロードとは、”癒しの効果が実証され、森林セラピーに適した道として認定された森林”だそうです。
お近くのスポットを探してみて、週末にご家族と出かけてみるのもいいかもしれませんよ!
以上ですたい!
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